tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

これまで最大の勝利、カヴェンディッシュ(ジロ・デ・イタリア第4ステージ)


http://www.cyclingweekly.co.uk/news/Cavendish_wins_Giro_stage_four_article_256137.html
http://www.cyclingweekly.co.uk/news/Cavendish_This_is_my_biggest_win_article_256149.html

さっそく英CW誌は祭り状態。

  • 残り800mの落車でバンチスプリントに向かう集団は分裂、前の1ダースほどの人数のみがスプリント争いに。その中にはミルラム2名(含むツァベル)、ベンナーティマキュアンとハイロード3名
  • そのときは10番手ぐらいの後方にいたカヴはトニー・マーティン@警察学校出身に引かれて番手を上げたあと進路を塞がれたかに見えたが最後は冷静にベンナーティーの後ろについたのがラスト300メートル。
  • で、持ち前の加速でベンナーティーを抜き去った。雄叫びをあげてゴール。

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レース後談話。

  • 途中自分を待って、引き上げてくれたチームメイトたちのサポートぶりで勝利はさらに甘美なものとなった。
  • 残り3キロの向かい風のなか、自分を風の当たらない位置にいれまいとする何人かのライダーが居る中、ベッティーニが中に入れてくれたことに本当に感謝したい。
  • ベンナーティーに勝てたのは自分の若さと加速力のよるもの。自分はまだスプリンターとしての「強さ」でいえばこのレースでも上位トップ10にもはいらないだろう。自分の武器はラスト200メートルの最終加速。それにおいては最速かもしれない。自分はもっと「強く」なって勝たねばならない。

レース後カヴはベッティーニにお礼を言いに行ったようです。案外そういうところあるのですね。。というかやっぱりスプリンター軍団はちょろちょろカヴが前にでないよう封じ込めにやっきなんだろう。
強さ、というのが位置取りを確かにするということであれば、カヴは最後すごく伸びるかわりにあまりいい位置からスプリントにはいっていないという印象。。アシストがよく後ろ向いておーい、と探しにいくもんね←ロジャー
あーしかし、世代交代はいいけどいきなりカヴとその少し上のベンナーティーとかの世代にいっちゃうんじゃなく、まだまだツァベルにも勝利してほしいし。。。マキュアンもカヴともっと競り合ってほしい。。。