暗号はHansen×3
英国Cycle Sport9月号到着。アダム・ハンセン特集が!(友達が喜びそう)
タイトルは"Mark's Man" (マーク(カヴェンディッシュ)要員?)
- 彼はこのツールでほかのコロンビアの選手が負ったのと同様の複数の役割を負っていた:
- 仕事1)平地ステージのカヴェンディッシュのアシスト
- 仕事2)レース前半での逃げつぶし
- 仕事3)のぼり始めセクションでのキルシェンのアシスト
- (追加)仕事4)スプリント前に、おっこちたカヴを拾いに行くこと(ハンセンと3回無線が言ったら、落っこちたカヴを早く拾いに行け、という暗号だったようで(苦笑))
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- 彼のいかつい体格はカヴを従えて最後数キロをひっぱるのにぴったり。強力なTT選手の彼は、3-4kmにわたって高速を維持できるウィギンスのような能力を持つ。
- 彼はメディカルテストの数値が驚異的で2004年にTモバイル採用の話があったれど、当時のチームのドロドロ政治的なあれこれ("murky pre-Bob Stapleton world" ボブ・ステイプルトン前の暗黒世界(c)CS)で本採用ならず。で、06年のド-ピングさわぎあれこれで空席がたくさんできて、自分は採用になったのさ、そのときにはもう全然違うチームだった。とハンセン。
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- 彼は今年1月のツアー・ダウンアンダーで総合優勝したスプリンター、グライペルを好アシストし、スプリンターを好位置に引き上げる係りとして定評を得、2月のツアー・オブ・カリフォルニア、ナパ・バレーのステージで中切れグループにはいってしまったカヴを引き上げるため悪天候の中何時間も働いた。そのときが彼らが共に仕事したはじまり。
- オタカムのステージでカヴはアイゼルに守られながらも後ろで苦しんでいたが、監督がおどろいたことにハンセンはチームから指示される前に自分から後ろに下がってカヴのアシストにまわることを申し出て、それでカヴはタイムアウトを免れた。
- 18歳のとき友人と、ケアンズ〜ブリスベン往復4,000?野宿自転車旅行をしたことも。持ち物はパンツとクレジットカードと歯ブラシのみ。
- 前にいたチームの資金繰り悪化したときは、オートミールだけで2週間すごしたこともあった。母国を遠く離れたオーストラリア人が金欠を乗り切るためには、エネルギーが高く安価なオートミールが一番だったとか。
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カヴのハンセン評。
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- 彼はいろんなことができる選手。彼の体力は本当にすごい、ツールだって勝てるほどだ。
- チームワークのために自らの手をさしのべることができる人間。
- 2006年冬のチームキャンプに初めて参加したとき、新入り同志だったから、話をするようになったんだ。
- 自転車にのってないときはすごくいいヤツだ。ちょっとヒッピーぽいんだ。彼の第一印象は蛍光グリーンのイヤリング。今はもうちょっと大人しい茶色のリングにかわってるけどね。
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- ハンセンの目標は、シンプル。
世界一のアシストになること
仕事があれば、一番に手を上げるようになるんだ。
とのことです。
いやー、チームは献身的な力持ちを手に入れましたねー。でもいつかはビッグな勝利、待ってますよ。
2003年ごろの写真(本人HP)どのチーム時代に遅配があってオートミールダイエットしてたのか知りませんが(苦笑)