ゲルデマンとミルラムとドイツの自転車界についてとかコロンビアの来期とか
手前味噌ですが。去年の英CycleSport誌の記事から。この記事で私は彼に対するイメージがずいぶん改まったかも。(ビャルネ・リースを怒らせて、無事だった人間は数少ないけれど彼はその一人らしいというのもツボ):
- 2007-09-02 - tannenbaum居眠り日記zzz(頑固な実証主義の科学者タイプ、ゲルデマンを飼いならす首脳陣の努力)
- 2007-09-03 - tannenbaum居眠り日記zzz(ゲルデマンのようなクリーンな若者を守りたいというアルダグのコメント)
これを読むと、コロンビアの首脳陣はゲルデマンが過大なプレッシャーを受けて自分を見失わないよう配慮していたことがわかる。ミルラムではこんどは完全に看板選手になるが、くれぐれも彼独特のマイペースを失わないでもらいたいと切に。
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CSC→T-Mobileの移籍のときも契約期間満了する前に途中移籍、今回も違約金をミルラムが(相当巨額と思われる)支払って移籍。と二度も契約途中で移籍するゲルデマンに、日本人的な意識だと「違約金さえ払えばいいのか?」と首を傾げたくもなったのですが
- 今回のゲルデマンのコメント、「ドイツの自転車界の信頼回復、復権になんとか寄与したい」という志を聞きますと、じゃあこんどは怪我せんと、邁進しなはれや。とまた応援する気持ちにもなってまいりました。
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- ドイツ人集結したミルラムでこんどスキャンダルがあったりするとまじでドイツ自転車界はこわれてしまうんじゃという危機感があるので、本当にがんばってもらいたい。親会社のノルトミルヒ社にもなんとか経済的に踏ん張って支えてもらいたいと思う。日本で製品が手に入らないのが残念ですが。
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あと、今回のゲロルシュタイナー組の吸収と、ドイツ代表チーム化のあおりを食って、たくさんの選手がミルラムを離れる(契約更新されない)わけですが、、彼らの行く末が心配です。。