泥に咲く華
タイトルを書いたあとで「泥に咲く花」とは、蓮の花らしいことに気づく。まあ、実も根っこも食べられ薬効があるだけでなく、花も美しいし、いいか。
銭の花の色は清らかに白い。だが蕾は血がにじんだように赤く、その香りは汗の匂いがする
↑これは銭の花@花登筺。
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13位と好成績だったオランダSurhuisterveenのレース(C1)の辻浦選手(全日本選手権の直後日本から送って税関にとめられていたバイクは、まだ届いていないらしい。。)。そのときの彼の日記の写真はなぜか泥にまみれたピンク色の女性ブーツ。その日先立って行われたレースを8位走り終えた直後、ピットを手伝った豊岡英子選手のものらしい。
- Surhuisterveen - 豊岡英子プライベートブログごったがえして火事場というか「喧嘩の嵐」なピットの様子がびしびしと文章から伝わってくる。豊岡選手は先に走った女子のレースで、あまりに泥がひどく毎周回バイク交換になっていたので、男子は2名(辻浦、竹之内選手)の選手にピットクルーが1人では難しいと判断、急遽レース後の泥つきジャージのままでピットの手伝いに回ったらしい。
- いやー、熱いわ〜。拍手。
- シクロクロスのレースのピットって大変だ。技と気合と状況判断が必要。サバンナの野生動物の水場争いみたいな?
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しかし、辻浦選手の順位はNysの2つ後ろ。同じグループで走ったJonathan Page(2007年の世界選2位)より前でフィニッシュ、すごい〜。竹之内選手も確かドライなコンディションのほうが得意なはずだったのに22位。世界選(も、泥でしたっけ)が楽しみ。
レースの様子とネイス、ボームのインタビュー動画。ネイス*1はインタビューのときはランドバウクレジットのジャージ、レース中はベルギーチャンピオンジャージ。
- ずっと映っていたネイスのひとつ後ろのグループだったんだろうか、辻浦選手の走っているところは見つけられなかった。スタート直後上下白いジャージがちらっと映ったのが辻浦選手だったのかも。
(参照)www.cyclingnews.com - the world centre of cycling
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ヨーロッパのレースを決してゼニの花が咲いているとはいえない環境の中走っている日本人選手たちの友情と協力体制、周囲からの応援の声を読むと、ほんとガンバレー。と思う。
http://www.h7.dion.ne.jp/~bikintv/index.htm