シクロクロス世界選にみるベルギーとオランダの対抗意識
いよいよ明日世界選男子エリートです〜ちゃんと事前情報あつめてませんが。
シクロクロス世界選 舌戦はすでに開幕 - HONK de BONKくまたろうさんのところでみたワレンス(ベルギー)の(酔っ払いが絡んでるみたいな。。)ジャブとオランダチーム側の(冷静な)口撃合戦が面白かった〜。
- www.cyclingnews.com presents the 2009 Cyclo-cross World Championships地元オランダ開催での世界選タイトルを是非狙うつもり(もともと今年の世界選タイトルを目指していたけれど、去年とってしまった)のBoomですが。
- www.cyclingnews.com presents the Cyclo-Cross World Cup #7ワールドカップの第7戦、ゾルダーのBoomは、自分が病み上がりだったせいかもしれないけど、同国オランダ出身のタイス・アルを勝たせるために追走したがるNysにわざと協力しなかったフシがあり、レース後Nysがぼやいていた。動画でゴールシーンをみても、追走グループで4位ゴールしたBoomはガッツポーズして、自分の戦略が的中した感じでうれしそうだった。
- で、タイス・アルのコメントを読んでも、オランダチームのBoom支援のための結束は堅そうだ。やっぱりBoomもいたずらに自分の勝利だけではなく、そういう事前の根回しとかも考えてたんでは(若くて熱そうなキャラなのに、なかなかやるなー)。
- それに比べるとワレンスは同国人ライバルNysへの対抗意識強すぎなイメージ(まあ、3周回目過ぎて自分に勝ち目がなかったら同国人をアシストすると言ってますが)。このところ以前ほどNysとのガチンコ勝負ばかりでなく、ほかの若手が台頭してきたし、お子さんも生まれたようだし、レース前後の表情もゆったりして見えるし、ワレンス、丸くなった?と思ってた矢先に例の発言ですよ。
- なんちゃって、実はキラ星輝く強豪選手ぞろいのベルギーチームの中で「おとり」になって、事前に「本命」Nysが取材コウゲキされすぎないようにする深謀遠慮。。なんてのはあんまり考えられませんかね(苦笑)
- 2007-02-04 - tannenbaum居眠り日記zzz←どうもこのときの記事でベルギーのおばちゃんが言ってたイメージが抜けないのですよ。顔もなんか般若っぽいし、、Nysが穏やかな人徳者っぽいのといい対照でよけいに興味深い。でもレース動画なんかみてると彼の応援団もすごーく大きいみたい。
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ベルギーとオランダは隣同士で、けっこう対抗意識がもともとあるんだろうなー。と思ってちょっと検索してみたらすごく面白かった〜。
http://world-reader.ne.jp/heart-jp-wo/uenishi-011227.html
打たれ強い!我がベルギー: こんちゃん語録
なんとなく、合理的なのがオランダ人で、そこまで考えないタイプがベルギー人なのかなー。まあ一概にはいえないかもしれませんが、こういう国民性であれば、団体戦となったときにどちらが強いタイプかというのは想像できます(笑)しかし、一人ひとりの選手の強さの総計はどう見てもベルギーが上だし、これは面白いです(でも自分はチェコのStybarが一番好みだったり。笑)
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- でも手首骨折しても痛みをこらえて順位を挽回しながらレースを完走したりと、ベルギー人には「魂の走り」を見せる根性があるのかもしれない。。なんかロードレースのクラシックレースの名選手とか見てもオーラというか「雰囲気」のある選手はベルギーに多いような気が。
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- ちなみにサッカーワールドカップは2018年か22年の開催をこの二国共催で仲良く招致するんだとか。興味深いです。