tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

ドイツの職業教育制度(コールの煙突掃除人の話から)


ベルンハルト・コールが以前携わっていた煙突掃除人の仕事に戻ったんだか研修を受けているという話を聞いて、そういえばコールの出身国であるオーストリアの隣国、ドイツのサッカー選手もみな以前職業訓練を受けていたのでいざとなったらその仕事に就けるという話を聞いて感心したことを思い出した。
Facts about Germany
大学進学しない人はだいたいなんらかの専門職の勉強と実地訓練を平行して積むコースに進む、ということなのかな。最近この制度見直し云々という話も読んだ気がする*1けど。。。でも実地と同時に理論も教え込まれてから社会にでるので、そういう職業の仕事の質が高いというのは良いことだ。
連想出版がつくるWEBマガジン[KAZE]風
ユルゲン・クリンスマンがパン職人(実家がパン屋だった)、ミロスラフ・クローゼが大工、たしかマティアス・ザマーが機械工というのは知っていたけど、この記事によればギド・ブッフバルトは電気工の訓練をうけていたらしいし、ベッケンバウアーやルムメニゲでさえ、かつては保険会社で見習だったらしく*21860ミュンヘンのクリングマンという若い選手もコールと同じ煙突掃除人だ。おそらくコールの母国お隣のオーストリアもドイツ同様の職業訓練制度があるんではないだろうか。。
(で、ドイツ人の自転車選手でそういう職業訓練を受けた人について情報を探してみたのですが、うまくみつかりませんでした。。。)

  • いざというときにも食いっぱぐれがないようにというのは私も自分の子供の将来を思うと考えることだけど、こういう制度のある国というのはそれを社会で実践しているということなんですね。。

*1:そんな高校進学ぐらいの年で職業選択なんて難しい、とか最新先端技術が対象になってない云々

*2:たしかバラックとカーンはみかけによらずアビドゥーア(大学入学資格)保有者だったような