tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

シャンゼリゼのがんこ職人

  • 先生のお弟子さんに「昔は泣いて泣いて暴れて、せっかくかわいいお洋服着て髪の毛も可愛くリボンつけてきたのに、プログラムの順番変えて待っていてもいやだいやだと泣き続けて、結局出演しないで終わった年もあったのにねえ、よくここまで続きましたねえ」とほめられた。

そんなときもあったのに、弟がとっくにやめてしまっても、娘はまだピアノを続けている。毎週嫌がらずに電車に乗って習いに行っていて、自室でもヘッドホンつけてよく練習している。当日の裏方スタッフとして先生にも重宝がられているようだ。

  • あとは制服以外を着て出てくれるともっといいのだけど。ワンピースとかその他女の子らしい服を断固として買わせても作らせてもくれなかった。。ゆいいつの飾りとして本人が受け入れたのがシュシュをつけること。

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  • 演奏はいいんだけど弾いている表情は眼光鋭く、唇は引き結ばれていて、江戸時代のがんこ職人が無心に仕事に打ち込んでいるようだった。。。いや別に作り笑顔で弾けとはいわないんですけどね。
  • 弾き終わって戻ってきた瞬間に「はい」とシュシュをはずして渡された。orz
  • わざわざお花を持ってきてくれたお友達はかわいいスカート姿だったのに。。同じ部活やってても仲良しでもこうも違うものなのか。

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  • メインの幻想即興曲以外に渡された、先生の関係者作曲による、マロニエの並木を描写したらしい曲は逆に気合がはいっていなくて眼光も鈍かった。。楽譜を見たら作曲者の注記で「シャンゼリゼ通りで楽しげに語り合い行き交う人々を思い浮かべながら弾いてください」とあったのだけど、人気のない平原にぽつんと立つ、葉っぱが2,3枚だけ残ったケヤキの木みたいだった。
  • あまりにやる気がみられなかったので「マロニエの並木ってどんなか知ってて弾いたのか」と聞いたら「知らないよ」。「シャンゼリゼ通りぐらいはTVでみたことがあるだろう」といったけど「わからないし」。。。orz


ロンドンのザ・マルはプラタナスですって。