雨の庭から旅に
娘がピアノの先生に今度与えられた課題の曲がドビュッシーの「雨の庭」。たまたま我が家のドビュッシーのＣＤにはこの曲が入っていない。。
- 「楽譜だけみてても意味わからんのでひいてくれ」といわれて不肖私が弾いて見た（いまだかつてマスターしたことはないが実家のレコードで聞いて曲自体は知ってる）が、転調と臨時記号の多さに、練習もせずに脳内にある曲が再現できるわけがなく。。あばら家にまばらにふりかかるずっこけ雨にしかならないので、「。。わからん」といわれる。もうおかーさんはお手本してあげられませんわ。
- ええいそれでは、とYouTubeで検索。で、日本語でトップに上がってくるのがこの演奏。小学校の体育館かな・・手前で退屈してもぞもぞしている子どもらがちょっと可笑しいけどなんか好きだ。
いやー、こういう風に弾くとちゃんと雨っぽいのですね。。でそのまま海外の演奏とかも検索するけど、この曲いろんな緩急や解釈があって個性がいっぱいだけど、これみよがしな速すぎのとか玉石混交でシロートや修行中の人のもあって、機械仕掛けみたいな不快な演奏にもであってしまって疲れた。。やっぱり最初のこの演奏がいいや。。とかいいながらふらふらとYouTube内をピアノの旅に。。
=============================
- で、そんなときに出会ったのがこの人のリストの超絶技巧練習曲の演奏なんですが
鍵盤に指が吸い付くようにめちゃ精確でありながら力強くてなめらかで不快なところがひとつもなくて曲の世界に素直に入れる。。おかげでいろんな玉石混交で疲れたのがすうっと癒されましたよ。ドイツで勉強中の学生さんらしいですががんばって頂きたいです。
