tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

古本市と美術部から見る学校比較

  • 小僧の学校の古本市のほうがよほど多種多量に立派な本棚にずらりと並んでいたけど、なぜほしくならなかったのか、何か買って行ってくださーいという呼び込みの声が元気なのにつられて、何か買って上げられないかと2-3回ぐるぐる廻ったけどどうもツボにはまらなくて1冊も買わず。図書委員会の生徒たちが出している書評新聞みたいなのは読んでいて面白いのに。。
  • それに対して娘の学校の古本市は、行ったときは数少なくなっていたのだけど、残った本を係の生徒がうまくカテゴリーごとにきちんとまとめてつつましい会議用机にならべ、そのカテゴリーごとのお勧め本を平置きしてアピール、という気持ちのこもった配置を、お客さんの波が引くたびにせっせとやっていて非常に感心した。あの配置換えを頻繁にやっていた子、できる。。。
  • まあ言ってみれば小僧の学校の古本市が大きな駅構内とかにある一般的な書店で、娘のほうの書店は虎ノ門の書原とか、青山ブックセンターみたいなものかな。。前者にはほしい本をめがけていけばちゃんと目的が達成できることが多いし、目的ないときでも後者のタイプの本屋にいくとむしょうにに本がほしくなってしまう(なにげなく普通に並んでいるだけではほしくならない本まで)のは私が演出・企画にのせられやすいからかも。
  • 学校の文化祭というのは学校のいろんな面に触れられて面白い。自分は美術部だったので、美術部の展示を見るのも好き。最近は美術部といってもイラスト同好会みたいな感じになってるところもあるけど、技術というより内容のある絵を描いてたりするのをみると楽しい。一度女子の超難関校の文化祭で、美術部の展示がどんなレベルか興味をもっていったところ、油絵なのに綺麗なイラスト風なものばかりぺらりぺらりと並んでいて失望したことがあるし、美術教師が熱心なのか各自が持ち味を十分に出して楽しそうに描いているのが想像できるような展示のところもあったりして、絵のうまい下手とは違うところでなにかと興味深い。