tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

デパンヌSt.3a &3b&デルヴォー美術館

今日のミッションは観戦とポール・デルヴォー

前日と打って変わって快晴。海沿いの街だけど小高い住宅地があった。でも気温が低くて、毛糸帽子をかぶらないと頭皮と耳が辛いぐらい。毛糸帽子持参のアドバイスくれたお友達に感謝。

ついに念願の「プロマイド屋」でお買い物。客層の年齢が高い(苦笑)ウェグマンの写真をツィオレックっていって売ってたのをお店の人に指摘するかどうか悩んだけど、言えずじまい。ドイツ人なんてやっぱりどうでもいいんだろうか。スティーバーの大型生写真が買えるなんて(感涙)シクロクロスの選手のもけっこう売ってた。ヴェルヴエッケンとか。あとトラック選手のコーナー(といっても6日間の選手中心)もあった。

とにかく観客の一番人気、すごい腕っぷしの名物ベテラン選手「ランボー」の異名を持つニコ・エックハウト。彼がスクリーンに映ったり前を通るだけで、老いも若きももう「ニコー〜♪」と弾んだ声になる。現在アン・ポストというショーン・ケリーのチームに居るが好調らしい。そういえばCycling.TVのアンソニーさんも実況中にエックハウトの姿をみつけると「ランボーがいました」と必ずチェックを入れる。誰もが彼を見つけるとうれしいらしい(笑)

ニコ〜♪はこんなんです。老いも若きもうっとりするタイプには見えないのだが。。ところで午前のショートステージはタイラー・ファラーが勝ったんだけど「あっそう、ファラー」という反応だった(苦笑)

午後のTTステージ開始を横目に、隣町のシント・イデスバルドにあるポール・デルヴォー美術館へ。ちょうど冬の休業期間明けの初日だ。レースのせいかトラムがこないので根性で歩いていった。
 
海沿いに出てみると、前日の演歌に出てくる日本海みたいなのが、すっきりした色合いに。この時期レースがなければ本当に人が居なさそう。夏は激混み地帯みたい。

で、フランドルの人たちは老後ここにアパートを買ってぼーっと海をみてすごすのが夢らしい。不動産屋が多数。

デパンヌに戻るトラムが走ってるようなので停留所で待ってると練習の選手が通過。トップスポートフランデレンの選手に、連写のシャッター音に「ん?なんで?僕?」という顔をされた(苦笑)

デパンヌに戻る。コロンビア、ランプレ、クイックステップのチームバス&アップ場所は鉄柵の中で近寄れず。で、スキルシマノのアップを見物。

有力なのに柵の中ではないガーミンだけど、マシュー・ホワイト監督がピリピリしていたのでこの写真以外シャッター切れず。順位とかチェックしないでいったけどミラーのステージ勝利狙いのせいかと思ったら、総合狙いだったのね。知りませんでしたすみません。

ニコにも負けず声援のあったロビーさん(マキュアン)はアップライトな態勢でこいでました。私がみてた中ではあとデヴォルデルがすんごい声援受けてた。あと大きかったのはホステへの声援かな。やっぱりねえ。

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ゲントに移動する時間が来たのでせっかく有力どころの出走が始まったのを尻目に、ホテルに預けていたスーツケースを引きずって再び徒歩10分以上あるトラム駅へ(タクシーなんて周囲の道路すべて封鎖で動いてないし)。レース開始後もトラムをなんとか稼動し続けている技はすごいと思った。コース沿いなんだけど。ヒーヒーいいながら歩道も石畳のところスーツケースを転がしているところカメラバイクつきの有力選手が通過した。

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のちにミラーのステージ&総合優勝をしった。ホワイト監督のピリピリが理解できた。無事ゲントのホテルにも到着したけど、最後まで見てても面白かっただろうなー。