tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

ホーナーの粋なアシストと焼き豚

http://www.chrishornerracing.com/articles/
ドーフィネの第六ステージで最後コンタドールとブライコビッチについていけなくなったヴァンガードレンをひいてあげたクリス・ホーナーのレース日記が詳細なので驚いた。もともと日記たくさん書く人だと聞いたことがある気がするけれど、ここまで精力的とは。。。タフでなければ厳しいレース中、こんなに書けない。

  • ブライコビッチの呟きをみるとホーナーの働きは相当なものでかなりの貢献度だったようだ。その上さらに、ヴァンガードレンまで助けるとは。
  • で、ヴアンガードレンのことを:

彼は今年のドーフィネで驚くべき走りをしている。今後この若者は注目だ。彼はコンタドールとブライコビッチにほとんどの登りでついていっていたが最後に遅れて表彰台を失うかどうかの闘いをしていたのでいるので自分が前をひいてやった。

とあり、ゴール後ホーナーの肩に手をおいて感謝するしんどそうなヴァンガードレンの写真がでている。ただ同国人というだけの理由ではそこまでしないのでは。それまでの若者の走りに敬服していた、といったところかな。

  • スイスに出場中のコレイアも、ホーナーのあの行為はカッコイイなー。大した奴だと感心。

http://twitter.com/joaoisme/status/16021980011
ティージェイ・ヴァンガードレンの台頭はチームを超えてアメリカ人たちの関心と期待を集めてるのかも。

  • コロラド生まれだが10代のうちに父の母国オランダに渡り、ラボバンクのコンチネンタルチームの整った育成体勢の中で鍛えられたあと、若手にもエースと同等の機材を与え実績を出させるHTCコロンビアへの移籍を選択した彼はなかなかクレバーだという評判があるらしい(自分が若いときに選ぶチームとしてはHTCだ、という将来まで見据えたような発言もどこかのインタビューでしていた)。その上、先輩たちからの支援を受けやすいタイプかもしれない。

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しかしヴァンガードレンはグラブシュのことは

グラビシーはローラー台で豚肉のように汗(汁?)を流してる。今日は彼が勝つかもね

http://twitter.com/tvangarderen88/status/15774634066
と先日以来酷いいじりようだ。個人的には先輩を豚どころか肉呼ばわりするのはどうかと思うけど、よほど仲良しで信頼関係があるのか、グラブシュがそれだけチーム内のアイドルっていうかいじられキャラなのか。。。

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  • ドーフィネ3位で終了した彼は「チームメイトとチーム外の何人か(含むホーナー)に感謝する」といっていて、ホーナーには彼が直前に食べたいと呟いていたIn-N-Out Burgerをおごるよ、と言っているし、ブライコビッチとも「戦えて光栄」とお互いをたたえあっていて美しい。

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  • なのにグラブシュだけどうしてこういう扱いなんだろう。。。ものすごく温厚でからかわれても何も言わないのか。。いちおう世界チャンプ経験者ですよね?