tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

犬の大きさが問題なのではなく

今年もツールがおわったー。このところ5日間くらい最後20km−10kmあたりからローラー台に乗ってたのだけど、明日から何をモチベーションにこげばよいのやら。

  • フースホフトの第18ステージを見て、こりゃもう。。とがっくりしたのですが、Vroomen氏のつぶやきをみてそういえば、と今年は準備不足だったことに気づいた。

Gerard Vroomen on Twitter: "Tough for Thor yesterday, but amazing that with no sprint training in May & June (collarbone) he battles for green at all!"

5-6月は鎖骨骨折でスプリント練習はまったくできなかった。にもかかわらず、ともかくもグリーンジャージ争奪戦に加わっている!!

ああ、そうだった。その前も春先から体調を崩すことがかさなって、トレーニングできない日々が続いた。で、パリルーべでいい感じを見せたあとに飛び出した女の子と衝突し、回復まもなくツールを迎えたのだった。。フースホフトのゴールスプリント能力はもう限界、と決め付けるにはまだ早いのだろう。

  • なのでゴール前最前列に3人よこならびでどんどんその後しずんで行く赤い大きいジャージを見てもがっかり度合いは少し緩和されていた。

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Vroomen氏はいま"トール・イズム”をうまく表現した言葉を募集している。彼が挙げた表現は

"it's not about the size of the dog in the fight but the size of the fight in the dog"
大切なのは、必ずしも戦いにおける犬の大きさじゃなくて、犬の闘争心の大きさである。
(参考http://blogs.dion.ne.jp/dizzyjivelog/archives/9077343.html

これを今回のグリーンジャージ争いに置き換えてリツイートして。とのこと。採用者にはフースホフトサイン入りのジャージがもらえるのだとか。
Gerard Vroomen on Twitter: "Ok, so follow me, RT this & send me your best Thor-ism (samples below). Winner + 1 random follower get Thor-signed jersey"
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チームとしては、前半のクラシックコースのようなステージ対策で春クラシック班のクリアー、ハント、ロイドなどを投入したのに、せっかくの百戦錬磨の位置取りの成果が、ニュートラリゼーションでステージ1回分丸々水の泡になったのは計算外だった。

http://www.cervelo.com/en_us/testteam/video-documentary/
いつものビデオドキュメンタリーにツール序盤の様子がアップされた。レースから除外されたフロレンシオがスタッフと駐車場で深刻な顔で話すシーン、フースホフトニュートラルになったステージのゴール後チームバスのドア直前まで自転車でのりつけ、自転車を投げ捨てるように怒り心頭で乗り込む様子、翌日勝利する様子など。

  • なおフロレンシオはたしか今週末からレース復帰のもよう。