tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

夏休み 2日め

午後から義姉宅に。

  • 午前中、もう汗かいて洗濯物増やしたくないので一人しか家に居ないのに我が家にはありえないぐらいフルに冷房をつけ、冷蔵庫のなかをもそもそと消費して、昨日のワンピースのすそまつりをして、これまでおっくうでほうっておいた袋ものの修理してから出発。
  • 夫の誕生日プレゼントに外側がやわらかい革で内側が着物の古い布のがま口をつけた何かわからない入れ物を作成。

  • 時間があるうちに背後のカゴバッグの綻びも太い綴じ針とボタンつけ糸でザクザク縫って補強。お気に入りすぎて買ってすぐ愛用しすぎ、じきに縫い目がほころびたのだった。。あともうひとつは春のフランドル旅行にカメラ入れて行ったColumbiaのショルダーのポケットのほころびなおし。簡単に針が通らないが、ものすごく太いとじ針+ボタン付け糸(太くて頑丈)で縫うことができた。

移動、二時間。姑から姉にと託されたブツがひじょーに重い。先発隊の夫が持って行くはずだったのに忘れて行ったもの。恨。

  • 到着。こっちは鳥や虫の声がしていて冷房なしでもなんとか耐えられる程度に涼しい。夫にがま口を渡したら革に傷があるだの何に使うかわからないだのと言ってていたのでむっとする。とりあえず駅前で買ったCHAYAのケーキでお祝い。
  • 夜は皆でDVD鑑賞。二本立て。最初にコメディをみたら二本目のミステリーはあたまがぼうっとしてキッチリと筋が追えなかった。

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最初、ばかばかしいと思いきや、終ってみると案外よくできているというか、よい話だったのかもという気になった。タコ型宇宙人たちの性格がけなげで可愛いので、彼らがタコの形態を無理に人間に見せているために生じるへんな歩き方や拍手の仕方がだんだんツボにはまってくる。シガニー・ウィーバーの服がどんどんはだけてゆくのと、タコの娘と恋におちた男性の行く末を娘は心配していた。ハリポタのスネイプ役の人の役はやっぱりスネイプっぽい雰囲気だった(スポック博士みたいな役だったけど)あと、コスプレオタクも実社会?で役に立つ?
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何度も子供のころ洋画劇場でながら見をした気がするが、いつも大筋しか追っていなかった。子供らは原作の小説は読んだらしいが、「名探偵コナン」とかいま風刑事ドラマの見すぎで、殺人がなかなか始まらないので根気が切れたらしい。夫と義姉は「オリエント急行というからすべての経由地の風物が楽しめるとおもったら、途中田舎の国で雪に閉ざされたまんまで、あとは出発地のイスタンブールの異国情緒だけじゃん。さらに間違った日本人がでてくるし(へんな着物と日本髪)」という不満を口にしていた。そして、もう眠かったので、今回も細かい筋やトリック、登場人物の関係などがよく頭に入らないままフィナーレへ。あ、でも冒頭当たりにでてきたご婦人のスーツがミッソーニのニット生地だというのはひとつ発見した。昔からああいう編みかたのあったんだ(苦笑)

  • 車内、食堂車の内壁が木に銀で細工が施してあったり、ガラスもルネ・ラリック?みたいなのがはめ込んであったり、もちろんカトラリーは銀だったり、贅沢さを隅々まで満喫するという要素も重要な映画なんだろう。
  • ポアロが寝るときにきていたガウンがワニかヘビの皮模様だったんだけど、本物?硬くない?
  • あんなに豪華なのに個室空間は狭いのね。。。お風呂も3日間はいれなさそう。
  • それから出発ホーム、毛皮でトリミングした美しいコートでしゃなりしゃなりと乗り込む上流階級の美しい女性たち、そしてホームに立つ客室係員はみなそれら有力者の顔と名前を把握しているところがすごかった。

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  • 春にシャルルドゴールからブリュッセルTGVに乗るとき、また帰途ケルンからタリスに乗るとき、毎回どの車両に乗るか非常に分かりにくかったが(オンラインのチケットだったせいもあるかな。。)、このオリエント急行の係員みたいにホームにいる人間の係員が居て聞いたらわかるようになってる。というのを思い出していたのだった。と小僧にいうと「ちゃんと表示されてるの読んだらわかったんじゃね?」といわれた。。そういう点もあるかもしれないけど(フランス語は読めんし)、やっぱりわかりにくいよヨーロッパの列車は。。
  • まあそれを思えば、お盆時期の東京駅など大きな駅でうろうろしたり、改札機に切符の通し方がわからなくて立ち往生の家族連れなんかたくさんいるけど、もたもたしてもだいたいちょっと聞けば分かるからやっぱり日本は分かりやすいのかな。言葉の問題だけじゃない気がする(大きなダイヤ乱れや発着番線の頻繁な変更がないのも大きいかも)
  • 早朝着のフライトから、始発の特急を待つ待合室で、いきなり布を地べたにしいて眠ってしまう、家財道具一切をカートに乗せたような国籍不明の女性がいたりとか、黒人のごつい男性が待合室にたたずむ客一人ひとりの顔を覗いて廻るのでびびったら治安を維持する駅の係員だったとか、そういう世界は日本の駅にはないもんなあ。。
  • ブリュッセル駅からエールフランスのフライトとセットのTGVに乗るのに、受付カウンターが駅構内のかなりはずれの(治安の悪そうな方向の)片隅方面にあることを事前にネットで把握していなければ相当焦っただろうと思う。
  • でもTGVでサンドウィッチを配ってくれた制服のボーイさんの雰囲気はいかにもかしづいてくれる雰囲気で、今思うとほんのちょっと(200分の1くらい)オリエント急行ぽかったかも?