tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

なでしこにははるか遠く

全く部活の試合を見に来いとか、手伝いにこいとか親に話はこないし、娘も見に来ないでーと言っていたが、いつまでもそうだとスパイクだのナンだのにお金を出しておきながら一度も見ないで終りそうだったので、昨日は「力がわりと拮抗している相手」と「勝ったら上にいける」勝負どころの試合だということで、前日ゼリードリンクを人数分仕入れ冷やしておき、仕事は午前半休をとってお友達のお母さんと一緒にこっそり見に行ってきた。

はっきりいって、弱小チームだし、11人そろってない(9人以上いれば、公式戦に出られる)。数年前までは試合にも出られないくらい人数が少なかったらしいチームだが、試合前の練習風景を見ると娘のチームだけ「文科系」な感じ。日焼けしてはいるが、線が細い、がつがつしてない。他のチームは鋼のような精神と肉体を感じる子もいて、見とれてしまった。

  • あと、単に物置の日陰で立ち話しているだけなのに、他校の生徒たちは前を通るたびに「失礼しますっ」と会釈してから通っていって恐縮した。娘のチームはそんな教育は受けていないらしく、われわれを意識しながらひょこひょこと通っていく。
  • 試合。案外パスワークは下手ではなかったが、気がつくとずっと攻撃されている。先輩といつも半々でキーパーをやる娘だが、まだぎこちないものの、ときどきちゃんとキャッチングできていた(時々かよ。。)あと、何故彼女がキーパーかというとキックが遠くまで飛ぶからだ、と聞いたが、別に相手ゴールまで届くような飛距離はなかったし、クイックスタートとか臨機応変さが全くなかったorz
  • 後半はセンターバックで出場、センターバックって、忙しいのね(せめられっぱなしだから。orz)。。たぶんチームでも背が高くてごついからここに据えられたとしか思えない。。
  • 付き添いの顧問の教師二人(一応、競技経験者らしい)がテントでひそひそ話してるのを聞いた。「今日は、案外いいプレイが多いですねー」「ホント、人数少ないのに。おっ、いいパス」と満足そう。それをつれのお母さんに伝えたら、馬鹿負けしているのに何!という顔をしていたが、それはそれ。
  • 全くルールも何も知らない素人同然の子(とくにうちの子だ)たちを中一から面倒みて、高校になったら公式戦を戦わせるところまで持っていくという先生たちのご苦労や気持ちを考えると、「昨日より、こんなに上手になった」ということで子供たちを認めてくれているんだなと。
  • 今日も試合、さらに強豪チームとあたってきたらしい娘は「昨日の(実力が似たチームに採られた点と)と同じだけしか点とられなくてよかった」と微妙な前向き発言をして、パタンと寝ていた。

会社に着いたら、炎天下観戦していたせいか、目の前に虫のようなものが飛んで頭痛がしたり、サンダルを履いていた足の甲が痛くて冷蔵庫にあった保冷剤で冷やしたり、自分もよれよれだった。。でもまあ、見にいけてよかった。