tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

「ゆるキャラ」ハント氏の移籍先

Hunt confident of finding new team | Cyclingnews.com
ツアーオブブリテンに出場中のハントさんは今2、3のチームと交渉中らしい、 実は心配していたけど、なんとか行き先は確保できそうだ。良かった。

(Photo: tannenbaum) 今年のフランドル1周、補給地点で目撃(というかしらぬ間にカメラに収まっていた)

今季好調のクラシックレーサー、ジェレミー・ハントの名がガーミン行きのクラシック部隊のメンバーに含まれて居なかったのは、サーヴェロをウォッチしていたファンたちの間では少々衝撃だったようだ(海外の掲示板でなんどかそういうコメントを見た)。私も心配していた。

  • 彼をはじめてよく認識したのは07年ツール観戦旅行中、現地で買った雑誌にゲント近郊に住む英国人選手として、川沿いルートの練習コースを紹介している記事。へえ、ハモンド以外にもベルギーベースの英国人選手、さらに同世代がいるんだ、と思った。
  • ルーラーの特集記事では、プロデビューしたバネストではスプリントエースだったけれど、最終局面まで動けない立場より、アタックしたいと思っていたらしい。
  • 「あの」ユニベット*1にも所属。はてなマークつけてレースでてたんですよね。
  • クレディ・アグリコルでは若くてナーバスなニコラ・ロッシュ(今ブエルタで活躍中)のお守り役。リラックスキャラのハントは、ロッシュがレース中にいきり立つのを上手になだめることができたらしく、ロッシュも一緒に走るのが楽しいと言っていた。

http://d.hatena.ne.jp/tannenbaum/20081130#p1

  • ハウスラーはこれまでも重要なアシスト(一緒に走ると気持ちがいい)としてハントの名を挙げており(プロサイクリング誌の記事)、彼もまたロッシュのようにハントと一緒にいて楽しいと。どれだけ「若者たらし」なんでしょうこのゆるめのおじさん。。。

で、今回CNにコメントしたハントの言葉。

"It was fine the way they told us about it, although it was a bit of a surprise. We didn’t expect the team to stop but that’s life and that’s cycling. That’s the way it goes."

チーム側が自分たちにチーム解散を知らせた方法については、問題ないよ。ただし、ちょっと驚いたけれど。自分たちはまさかチームが活動停止するなんて思っていなかった。でもそれが人生、それが自転車さ。そんなもんさ。
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なんだかこせこせしている自分が恥ずかしくなりそうなコメント。まあ、決まりそうっていうのもあるのかもね。。
ユニベットクレディアグリコルの終焉を見届けてきた彼だから、今回のことは驚くべきことではないというのは分かるけど。

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というか、ジェレミーさんは移籍するチームがつぎつぎ(略)となる星まわりの人なのか。。いやいや自転車界では珍しくないからね。

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ツアー・オブ・ブリテン 2010年Nacoさんの現地情報には、マメに就活のため?動き回るジェレミーさんの姿が。ゆるいだけでなくて、マメマメなのですね。

*1:参照:http://www.jsports.co.jp/cycle/blog/2007/02/001520.html このせいで大きなレースから除外されつづけ、スポンサー撤退