tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

虫の足音と鳥の足音を聞く

昨日GPミストラルのあとここに行っていました。
埼玉県自然学習センター・北本自然観察公園ホームページ

  • いきなり迷彩色のカバーをつけたりしたバケツというか大砲のような巨大レンズのカメラを三脚に据えた人々が草むらや水辺にレンズをずらりと並べて、しーんと何かを見つめて待っていてびっくりした。鳥写真家大集合の場所らしい。大きなレンズがあんなにごろごろしているなんて、ここは自転車レースでいえば宇都宮ジャパンカップ時の古賀志頂上とかゴール地点みたいな感じなんだろうか。。

  • アースカラーの世界で妙に目立つオレンジの上着着ててすみません。みんな地味色にして目立たないように鳥を待っていたのですね。。

  • 若者と引退後のおじさんがマニアックに機材について語り合ってる用語は意味不明でした。お洒落カップルも鳥撮影装備でにこにこ静かに立ってた。小さくて白黒でかわいい鳥が湿地の草むらで二羽ちょろちょろ動いていた。

  • 本部?の建物は二階建て吹き抜けで立派すぎるほどだった。展示や園内の表示は熱心さが現れていた。仕分けされちゃわないだろうか。ピンク色のめずらしい小さい蛇が受付の人の横のカウンターに飼われていた。なんだかエグザイルみたいな人たちも来ていたけれど、鳥をみていたのかナンなのか。

  • わたしは近く用のレンズで葉っぱなどを撮影。静かな陽だまりの丸太のベンチでうちから持参したバナナ蒸しケーキ(実験ですかというぐらいに熟れてしまったバナナをバターと卵とホットケーキミックスと混ぜて蒸した)とちょっと奮発して買った凍頂ウーロン茶をアラジンポットに入れて行ったものでお茶したあと、夫が眠くなって転寝しているとき、周りはあまりにも無駄な音がなくて、目の前のバッタが跳ぶ音がとてもよく聞こえて、さらにじっとしていると、虫の動く音が四方八方からしてきたのにはビックリした。「あそことあそことあそこ4箇所くらいに虫が草の間を動いてるよ」、というのが分かる世界に来たのは久しぶりだ。

熟れる前のカラスウリはスイカ模様。

  • カラスウリを見ていると、ちょっと離れた足元の草陰に、「二本足でゆっくりあるいています」という足音も聞こえた。あれは虫じゃなく鳥だろう(鳥じゃなかったら怖いし。小人か)

  • 夫はすーすー寝ているが、暖かいし風邪もひかなさそうなので、しばらく付近の音をじっと聞いて、木のシルエットの向こうの太陽を逆光で撮ったりしてすごした。魂の洗濯?

  • 斜面と池の間の細いオフロードを自転車で駆け抜ける小学生の一団、ちょっと傍若無人走行だったけれど、なんだかうらやましかった。ここの公園育ちからMTBの名選手が輩出されないだろうか。