tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

シクロクロス全日本、辻浦9連覇

時間がとれない上昨日1000枚以上の写真を見直して感慨に耽っていたらレポートがお留守になっております。とりあえず辻浦選手のことから。

  • 今シーズンの辻浦選手権はいつもほど調子があがってないのでは?といわれ、丸山選手が好調、世界選手権セレクションシリーズのポイントも丸山選手がリードしていたのですが、スタート直後からこの二人が前を走る展開に。最初のシケイン越えもほとんど差がない状態で、おもわずドキドキ。砂浜でも。

  • その後の詳しい展開は略、終盤、波打際の砂浜を越えたあと俄然スパートをかけた辻浦選手、丸山選手をぐんぐん突き放した。終盤は鬼気迫る表情。

  • ここには写真はださないけれど表彰台でしばし心配になるほど体も顔も硬直したようだった辻浦選手。マイクを向けられるとようやく笑顔が見られた。

  • トレーニングも満足いかないもので、結果も思うように行かなかった、9連覇のプレッシャーをうまく処理しきれないでいたところ、ようやく前日になって、

プレッシャーは自分でかけるもの、周囲からは応援をしてもらっている

と吹っ切れたというようなことをコメントしていた。頭ではわかることでも気持ちを本当にそうもってゆくことが難しかったのだろう。女子6連覇の豊岡選手も表彰台で感極まっていたが、一口に6連覇9連覇というと圧倒的に涼しげに勝利かとおもいきや、本人たちは容易な心境ではなかったようだ。おめでとうございます。