無線は2割しかわかりません(TJ)
Tejay Van GaderenのUKCSミニインタビュー。写真が22歳相応な若いお兄さんな風貌がいきなりヒゲ面になっててビックリ。11月から1月までヒゲで、その後剃ったらしい。冬の寒くて雪の降るときのトレーニングでは効果を発揮し、男らしい気分を味わえたとか。暖かくなってきて痒かったりするので剃ったとか。
twitterをみていると、君は無線廃止するデメリットとして、レースが動かない時間帯にチームメイトとジョークを言い合えなくなることって書いていたね。走っていて一番最高のジョークは?
- なんだったろう。去年はヴィセンテ・レイネスが一緒のとき、彼は無線を通じて歌ってたよ。スペイン語とブロークン英語で意味は全然わからなかったけどほんとうに陽気なんだ。
カヴが早口でしゃべったり罵ったりするとき意味わかる?うなずいてるの、微笑みを浮かべてるの、それともナーバスに笑ってるの?
- レース無線から僕は何が起こってるかの20パーセントくらいしかわかってないよ。17か国出身のチームメイト、スロヴァキアとかオーストラリア人とかいて、、ドイツ人監督の英語は上手じゃないし*1。だからだれも何がほんとうに起こってるかなんて分かっちゃいないんだよ。
熊とライオンとグラブシュが戦ったら勝つのは?
- 絶対グラブシュ(笑)。反射神経はさほどではないけど、敵を疲れ果てさせることができる。
昨年の君はアルガルヴェで総合2位、ドーフィネで総合3位。
さらに1年間の間でトップクラスのライダーとしての地位を築いたね。心理的に、それにリザルトでもって。
- 多くは自信を持つことによるんだよ。ドーフィネでメンショフが危険なアタックをした時考えたのはこうだ;
「彼はあのメンショフ。ジロとヴエルタを勝った人だ。彼を煩わせないように追うことはせず、自分のSRMの数値を維持することに専念だ」
- これはばかげた考えなんだ。僕は失うものなんてない。大物ライダーに怖気付くことなんてないんだ。かれらだってみな家賃を払い、ネットが接続しないとインターネット会社と掛け合ったり、シャワーのお湯がでないときに大家さんに電話する、自分たちと同じなんだ。
TVショウに出るならどんな企画がいい?カンチェラーラとディスコダンスとか、誰かさんとバスクのステーキハウスとか
- ポッツアートとモデル体験とか?CSCのOvercomingにはじまって、レース外のことを人々が目にできるようになって、みんなそっちのほうに興味がそそられるみたいだね。でもレースは最後30kmまでは退屈なものだから、しかたないかな。
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今年も快進撃を続けられるでしょうかティージェイ。ドーピング関係で以前強硬発言をしていてドキドキしたことがありますが、今回の無線にかんする発言はたんなる余談的なものだったようで。
- 一応英語が公用語のチームで、米国人で、ヨーロッパでの生活も長いはずの彼がチーム無線の内容を20パーセントしかわかってなくて、それでもチームとして走れるんだというのが面白かったです。米国英語以外のヒアリング力つけなくちゃね。
- しかしグラブシュのいじられっぷりは、もう愛すべき人気者という感じで笑った。