tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

夏草の陣(全日本学生選手権チーム・ロード・タイムトライアル大会)

まず、輪行することに集中しすぎて、カメラの電池を忘れ。レース会場でお友達に予備の電池(同じ電池のカメラ所有)を借り、スタート時の数チームは撮影できたが、その後「異常を検知」したとかメッセージがでて、その後何もうごかなくなった(再生も無理、メニューも1つしかでない)

  • 利根川河川敷は気持ちの良い場所。まだフレッシュな伸びたばかりの夏草で緑鮮やか。まだ盛夏ほどの草いきれや、地虫?の暑苦しい声はなかったけれど、水鳥の声が背後から聞こえたり、ひばりが飛んだりしていた。
  • 草ごしに選手が撮影できるのが嬉しくて、わざと草影から撮影して怪しかったかもしれない(苦笑)

最後4枚は携帯での撮影。









  • 100kmをチームで走るTTなんて想像しただけですさまじく厳しそうなのだけれど、やはりどんどん差がついたり、千切れる選手、苦しそうな選手を目の当たりにした。風と暑さも、梅雨の晴れ間の独特な重苦しさがあったのかもしれない。
  • メカに詳しくなくてもTT用の「装備度合い」の高い低いが学校ごとに見て取れる。しかし、TT用でなくても、バイク、高級そうなのが多いなあ。アルバイトに励んでいるのだろうか。うちの近所の大学自転車部御用達のショップのおじさんは(指導もしているらしい)学生は貧乏だから、高級フレームせっかく仕入れても売れないんだよなー。って言ってたけど。
  • 反対側が補給地点になっているとことで見ていると、「何本もらえるのか?」「誰が受け取る?」などと気ぜわしく選手同士で確認したり、でもそれでも思ったとおりに受け取れずボトルがむなしく地面に落下、とか1名の選手がサコッシュをTTバーの上において、ほかの選手に配ったりなどさまざまな努力がされていた。一度、3名のチームに対し「すみません、1本しかないっす!」と大きな声で謝りながらボトルを渡すシーンも。
  • リーダー格の選手があれこれ指示を出して注意したりファイトを喚起。
  • 折り返してきた選手たちに、ペットボトルで汲んだ水をかけてやるというのもチームを横断してやっていたようだ。折り返したあとに水をかけるのだけれど、折り返す前に道の反対側から「水、かけます」と声かけていた
  • 終盤。鹿屋体育大学が危なげなくゴールしたあとが続かない。好調そうに見えた中央大が3名落車して、続行できなくなったようだ。いったいどれくらいの距離を担架なしで移動したのか、チームメイトに抱えられて歩けなくなった選手が戻ってくる。救護車もあって、怪我や熱中症?の選手も多く出たようだ。救急車も呼んでいたらしい。
  • ゴールは、静かに入る選手もいれば、声を出す選手も多かった。ラインを超えたあと、安堵、悔しさ、雄たけび、のような入り混じった声を上げているのを何度も訊いた。

また今日も個人TT.両方出る選手も多いだろうけど、本当にみんなタフだ。お疲れ様でした。

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おまけ

静御前の墓

田んぼにはおたまじゃくし。太ってた。

なんとか会館。りっぱなつくり。↓の建物と同じ設計者だろうか。
http://kazohouse.livedoor.biz/archives/50058110.html童謡のふる里図書館「ノイエ」というところの建築がすばらしかった。無垢?の素材が贅沢に使われていて、和風の香りを持たせたゆったりした構造。