tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

"Cycling is One" TRACK PARTY 記者発表(1)


http://www.trackparty.net/←公式サイト。
行って参りました(ブロガー枠)。とりあえず、JCのほうは情報がたくさんありそうですしまずTPのほうから。

  • ケイリン競技は、日本が発祥であるにもかかわらず、国際規格である250mバンクの練習が国内でできなかったが、今回の伊豆ヴェロドローム完成により、海外合宿の必要がなくなりロンドン五輪に向けて強化に役立つ。とのこと


調理器具系の何かにたとえる人の多い外観。
画像提供:TRACK PARTY でいいのかしら

250mトラック。コーナーの斜度が45%にもなるとほとんど垂直にもみえるほどで大変な迫力だとか。こういう絵は普通大きさを強調するのでこう広々した絵になってるけど、本物はもっと「迫り来る感じ」があるんではと想像。なお自転車以外の用途にも使えるようにするとのことで(コンサートなど)、すでにフットサルコートのラインは引いてあるのだとか。

ということで、「トラックレースとエンタテイメント。」

左からPRキャラクターの近藤未来さん、長塚智広選手、中野浩一さん(JCF強化委員長)、司会の絹代さん。

  • 欧州の6日間レースのように食べたり飲んだりしながら観戦することについて、絹代さんが「一生懸命走っている選手たちに申し訳ないような気がする」と繰り返しコメントするが中野さんが「ボルドーで見に行ったけれど雰囲気があっていいですよー、テンポのいい進行だし」と。
  • 感心したのが長塚選手の語り。オランダやベルギーの6日間レースを見に行ったらしい。「日本だと鉄火場、のイメージが強いけれど、6日間レースの内側の席は会社の接待に使われるクラブのような雰囲気。レース展開で音楽が変り、選手の汗が照明でキラキラ光る」「小さいことでスピード感が出て、こんなに競技が面白かったんだと思うだろう」
  • また、長塚選手は被災地にも出向いているらしく、「今いろいろと元気がない日本の人々、被災した人たちにもみんなに見せて元気になってもらいたい」という志を語っていた。

画像提供:TRACK PARTY
↑長塚選手の雄姿。

  • 長塚選手いわく競輪場でもファンの声援がけっこう聞き分けられて、とても励みになるのだけれど、欧州のトラックではさらにそれが近くなり、すごくよく聞こえるのだとか。
  • スポットライトが暗い中で当てられるというレースも見たことがないけれども、という絹代さんに中野さんが「選手はスポットライトを浴びて気持ちいい」と。


  • さわやかな可愛らしさの近藤未来さんが、まだスポーツバイクに1度も乗ったことがないけれども、その前の週宇都宮のチャレンジレースを走り、このトラックパーティでもバンクを1周することになっているらしい。中野さんに「まあ、上は大変だから内側を走れば」といわれていた。なお、傾斜がきついのは遠心力があるので案外大丈夫、といっていた*1が「ちょっと気を抜くと、大丈夫じゃなくなる」のだとか。今回は中野さんは走らないのかという問いに「声援を送るだけ」と。


一つ上の写真では「魅」だったがこれは「酔」(笑)←けっこうツボ

↑こうして立つとお二人とも身体の幹ががっしりしてるなあ(当然)

↑JKA会長、トラックパーティ主催者 石黒克己氏。を見上げる近藤未来さん。

  • 会長石黒氏はご自分、奥様のみならず愛犬2匹分、ヴェロドロームの記念プレート申し込まれたとか(私も一枚申し込んじゃいました。。)


このCYCLING IS ONEの意味するところ:

自転車競技をする側も見る側も一つである
・ロードやトラック、いろいろな種目も一つである

ということだそうです。
=========
(2)で質疑応答とかレース内容とか選手のことを。

*1:ちなみにJCのほうのトークショーでは今中さんが近藤未来ちゃんに「ママチャリを通学で毎日3年間乗ってたなら大丈夫」とか大丈夫を安請け合いしていた(苦笑)