De Vlaminck のAlbert批判、NysはStybarに疑問符
伝説の人が最近の若いものはけしからん発言を特定の選手にむかってしたためにベルギーではちょっとした騒ぎになっていたようで。
De Vlaeminck needles Albert during Superprestige presentation | Cyclingnews.com
Superprestigeシリーズの30周年記念セレモニーの席上で、パリルーベに何度も勝利し、シクロクロス世界選でも優勝した経験を持つRoger de Vlaeminck氏が発言した内容が物議を醸している。
- 今年のSuperprestigeのタイトルは誰が取るかという予想を聞かれた「Mr.パリルーベ」は、このシリーズ戦で過去10回タイトルを獲得したNysを挙げ、「彼は11度目のタイトルを取りさらに偉大なる歴史を刻むるだろう。彼は大いに尊敬に値する。AlbertはNysのように自分の全てをこのスポーツに捧げ自己管理を徹底しているとはいえない.Nysの後継者はこのスポーツに敬意を払っているStybarになるだろう」さらに「最近の若い選手は我々年長者もっと敬意を払うべきだ。オメガファーマのVan den Broeckなど私のようなものに挨拶すらしない」
しばらく後、それに対するコメントを求められたAlbertは「その発言はどちらかというと不適切だ」と言った。
その後ディナーの席上でCyclingnewsの記者を相手にde Vlaeminckはさらにぶち上げ。「自分はほかの皆のように偽善的なことはいわない。この発言でAlbertは奮起して更に努力し、改善するようになるだろう。Albertは人を介してシャンパンのボトルを私に贈ってきて私の言ったことが正しいと言ったんだ」ボトルに添えられたメッセージには、「私はこの競技のために生きていますので、これを飲むことはできません」とあったらしい。
- その後選手仲間たちからは一様にAlbert擁護のツイートがなされている。Nysはあの発言はもうおわったことでもうなんでもないと言い、Sven Vanthourenhoutが「AlbertがNysとは違う?そりゃそうだよ、かれは彼特有のスタイルで走り、競技に深くコミットしているから、Nysと同じぐらい尊敬に値するんだ」とつぶやき、それに対しStybarも強く同意するよ!とリツイート。
まあ、この件はそういうことでAlbertを心底悩ませることにはならなさそう。発言した本人が言っていた狙い通り(笑)良い具合に刺激を受けて、前向きに走れるとよいですね。
- ミラノサンレモ3回、パリルーベ4回制したお方ですが、わざわざこんな席であんなこというというのは、自分の業績にも関わらず、いま自分に払われてる敬意が足りないと感じているところに有るような気がしますが、自分も親の衰えなんか見ていると、年長者への配慮というものについて考えさせられます。ちなみに以前はボーネンの成績についても云々発言したことがあり、議論を招いたのだとか。こういう発言をわざとするのが好きなのかなー。
Roger De Vlaeminck←経歴。勝利リストが半端ない。
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さて、その後、ランドバウクレジットチームの記者会見で、今シーズンの有力勢についてコメントを求められたNysの発言。
- 自分はヘビーなレースKoppenberg, Gavere, Baalや Overijse、AlbertはPilsen やTaborのようなところで速いだろう。パウエルスはどのレースにも食い込んで来るだろう。大きな疑問はStybar、冬にフルにレースすることは彼が走りたがっている春のロードレースには悪影響があるだろう。
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シクロクロスマガジンが先週のニュースまとめでコメントしていたけれど、デフラマンクの苦言をむけるべきところがあるとすれは、いまはStybarに向けられるべきでは?というのには、ついフムフムと思ってしまうのでした。Stybarはクロスのシーズンインのチェコのレースで勝利したけれど、ゴール後フェンスに膝をぶつけてしまい、大事をとって先日のレースは欠場することになった。それこそ「喝」っていわれるべきだというのはホントにそう思う。(シクロクロスマガジンの口調はいつも熱いのでホントにニュースサイト?って思ってしまうけれど)というか、ロードのクラシックレースとシクロクロス両方で成功したde Vlaminck氏こそStybarにあれこれアドバイスができるのではないかな・・・