tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

フリッツ(その2)ソースのバリエーションと、サムライソースについての調査

…さて、フリッツにかけて食べるソースの話。
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Koksijdeの世界選会場の屋台にも相当数のソースが並んでいた(この写真の倍くらいの数)。

French fries - Wikipedia, the free encyclopedia
ウィキ(英)フレンチフライの項に各種ソースについて解説がある(たぶん代表的なもののみ)

Aioli, ニンニク入りマヨネーズ
Sauce Andalouse トマトペーストとコショウ入りマヨネーズ.
Sauce Americaine; トマト、チャービル玉ねぎ、ケッパー、セロリ入りマヨネーズ.
"Bicky" Dressing (Gele Bicky-sauce), マヨネーズ、白キャベツ、タラゴン、キュウリ、玉ねぎ、マスタード、ぶどう糖のはいったドレッシングの商品名.
Curry mayonnaise.カレーマヨネーズ
Look-sauce ; ガーリック入りマヨネーズ(上のAioliと同じ?).
Mammoet-sauce ; マヨネーズ、トマト、玉ねぎ、グルコース、ニンニク、しょうゆ.
Sauce "Pickles"; 黄色いマヨネーズベースのソースでターメリック、マスタードとざく切り野菜。 Piccalilliに似ている.
Samurai-sauce ; マヨネーズとsambal oelek.
Pepper-sauce ; マヨネーズとグリーンペッパー、ニンニク、グルコース.
Tartar Sauce.タルタルソース
Zigeuner sauce ; “ジプシーソース” トマト、パプリカ、刻んだとうがらし、ドイツ由来

これらは通常スーパーマーケットで入手可能。暖かいタイプは時折フリッツの店で供される: hollandaise sauce, sauce provençale, Béarnaise sauce やcarbonade flamande stew (フランドル風の牛肉のシチュー)が煮え立つ深鍋から供されることもある。英国の "Chips and Gravy"のように.

こんなにあったら選ぶの大変だよねー。たぶん私がベルギーに住んでいても定番だけ頼む人になるだろうな。

ふうむ、なーるほど。マヨネーズを頼んでおくといいのね。

お勧めフリッツ屋さん:BB Blog:So-netブログ
↑こちらのブログにもフリッツの店にすごい数のソースが表示されているのが出ていた。
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で、上のおもなソースの中にある「サムライソース」については、現地の屋台にビンが並んでいるのをみてなんじゃと思った(が、和風には見えなかったし、頼まなかった)。なんでこのソースがサムライと呼ばれるのかと屋台のおじさんをしばし詰問したが、ちゃんとした説明はなかった(苦笑)*1

それが一部でどんなものだろう?と話題になり。ヨーコさんには「マヨネーズに唐辛子とケチャップをいれたもの」と教えていただいたのだが、果たしてなぜサムライなのかという謎は解けなかった(日本と関係ないだろう)。

ちょっとひもといてみたサムライソースのレシピなど
ウィキ(仏)におけるサムライソースの説明

マヨネーズ+ケチャップ+ハリッサ(とうがらしのペースト)

ウィキ(蘭)におけるサムライソース

マヨネーズ+Sambal

サンバルとは何ぞや。
ウィキ(日)におけるサンバルソースの説明

サンバル(インドネシア語 sambal, sambel)は、インドネシア料理やマレー料理によく用いられる辛味調味料。サンバルソースともいう。チリソースの一種。辛いものから甘いもの様々あり、市販品にはシーフード味などもある。

サムライソースのレシピとしては、1)サンバルソースと混ぜる、2)唐辛子ペーストとケチャップと混ぜる、というものがあるようで、わりと辛いソースである、というところまでは分かった。

なお、サムライソースの話をtwitterでしていたら、フランスのケバブ屋ではサムライソースが選べた、ということを教えてもらった(@pinarancioさん)。しかしほかの国のケバブ屋には出てないのだ、という話を聞いて、先日新大久保に行った際、ケバブ屋を見てみたところ、案の定「辛口、中辛、甘口、ガーリックソース」しか表示されていなかった。でも辛いってことは唐辛子で、中身は似たようなものかもしれないけれど。

そのケバブ屋の隣がアジアン食材店(バングラデシュ人の経営?タイとかいろんなアジアの国の食材があるようだった)だったので、ためしに「サムライソースはあるか」、と尋ねたところ、「サムライソース?えーっと、サ(なんとか)ソースじゃなくて?」となんどか聞き直されたので、そのときにその店にあったのは「サンバルソース」だったのかも。と今となっては思う。

☆ビューティBLOG IN FRANCE☆ 〜帰国後編〜:ケバブ&サムライ
フランスのケバブ屋とフレンチフライとサムライソースのことがこちらのブログにもでている。
たんにあちらの方面で商品化し、流通しているというだけでソースの中身は同じなのかも。

(結論)

  • サムライソースの内容と、日本との関連はついぞわからずじまいでした。。
  • もしかするとサンバルソースがアジアのイメージとごっちゃになってなまって、サムライの攻撃的なイメージと辛さがマッチしたのかも(ヨーロッパ人的に)。

(現地レポ)
というようなことを調べていた前後に、オランダ・ベルギーシクロクロスを観戦してこられたid:IKEMOTO氏が体を張って、Hasseltのインドアシクロクロスのレース会場の屋台で、フリッツにサムライソースを注文トライしているところを現地からツイキャス実況をしてくださいました(動画の後半部分)。この会場のフリッツ屋台でも、フリッツのソースは7-8種類そろえているように見えました。

  • 最後、一人で、iPodをテーブルに置いて、食べている自分を映しながらコメントしているところでおなかを抱えましたが、サムライがサムライを食している、というコメントも(笑)

http://ja.twitcasting.tv/shinyaikemoto/movie/3796565
余談ですが、前半、インドアクロス会場についてレポがあり、かなり興味深い。日本でもインドアシクロクロスのレース、比較的交通の便のよい場所で、開催可能ではないでしょうか? ←この長いエントリで有意義な箇所はここだけかも

*1:あとで、それは一般名称なので、「味噌」をなぜ味噌と呼ぶのか、という質問と同じ、といわれた。笑