tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

何を失い、何を得たのか(シクロクロス撮影の進歩と退歩)

年末なので、振り返ってみました。というか、過去のflickrアルバムを見ているとなにやらほかの人の写真みたいで。というか、カメラを買い替えたり、レンズを買い足したり、それなりに撮影回数を積んできたはずなのに、以前の写真のほうがイキイキしていて楽しいような気がして愕然。

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【2010-11シーズンGPミストラル最終戦】

  • D60に、レンズは単焦点AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G。このころはこれでRVVも撮影していたっていうとえらそうだけどテキトウに近くにきたものを撮ってただけ、遠くのものは小さく撮ってた。

GPミストラルの現地観戦は二回目。天気がものすごくよかったんだけれど、コントラストも今より強いような。
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[1/4000、ƒ/5、ISO 280、35 mm]詳細設定をみると露出は一段下げていて、コントラストは「高」にしている。なんでこんな日にコントラストをあげたんだろう。
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おっ、これは若き日の(今も若いが)前田公平選手か。コントラスト上げすぎで色がおかしい。。
[1/4000 ƒ/5 ISO 320 35 mm]
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[ 1/4000 ƒ/5 ISO 360 35 mm]観客が少ない。。。
なんでシャッタースピードが4000分の1なのか。それは絞り優先で、たぶん一番解放に近くてできた絞り値が5だった。。いや覚えてない。5ぐらいがちょうどいいだろうと思って指定してたのかも。
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なんだかわからないけどこのレンズの解放値1.8で撮っている。まだ4000分の1秒だ。もしやシャッタースピード優先?強風にはためく幟が静止して写っている。
[1/4000 ƒ/1.8 ISO 200 35 mm]
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[1/2500 ƒ/5 ISO 40035 mm]
砂埃が写ってるのがお気に入り。もっとがっつり写ると良かったんだけど。
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[1/4000 ƒ/1.8 ISO 220 35 mm]
動いてる選手をF1.8で撮れるとたのしいねー。観客が少なくて目の前で撮れたから。トリミングは結構してると思う。面白いのは、最近お知り合いになった方がはるか後方に小さく(おーーい 笑)砂煙がもっと迫力で写ってればよかった、。
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[1/4000 ƒ/1.8 ISO 220 35 mm]こんなテキトーすぎるアングルでは今は撮らないんじゃないかな!(笑)でも面白い。手前の記録用ボードがボケていて、勝者がちっちゃく写ってる。斜めってるし。この自由さ。
http://www.flickr.com/photos/firtreezzz/sets/72157625823906387/with/5405992324/ ←このレースの写真set.

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【2011-12シーズンGPミストラル第1戦】

  • いや、つい昨シーズンの開幕戦ですよ。ずいぶん前な気がしますが。このときには、さすがにもっと撮影できる範囲の広いレンズ(TAMRON AF18-270mm F/3.5-6.3)になっている。
  • この日は結構曇っていた。そして、降雨のあとだったのか、池区間というか、泥水区間が大変広範に広がるというかなりわくわくする日和だった記憶がある。

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[1/500 ƒ/6 ISO 220]うわっ、RAWデータで撮ってるよこの人ったら!←自分だ。今はやってません、、が、撮影条件が厳しいときなんかはRAWで撮っておいてあとで調整しようなんて思うんだけど、いざ厳しいところに行くと頭が吹っ飛んで忘れちゃうのでした。
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[1/500 ƒ/6.3 ISO 450 185 mm]この構図はかなりいい。どうして最近こういうのが撮れてないんだろう。。
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[1/500 ƒ/6.3 ISO 250 185 mm]ツジウラさん!と山本カズさん!
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[1/500 ƒ/6 ISO 450 140 mm]この日この時間帯あくまでも1/500のようで。たぶんプログラムオート、長年こればっかり。泥の背景がいい具合にラインをえがいているけど、こういう特徴の写真を全然最近撮ってない気がする。。視野が狭まって、工夫が足りないんだな工夫が。
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[1/1600 ƒ/6.3 ISO 800 200 mm]チャーリーとチョコレート工場状態。1600ではちょっと泥がびよーんと膜を張っちゃってるので、もうすこし速くすればミルククラウンみたいな形で切れ味良かったかも。。。
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[1/3200 ƒ/7.1 ISO 800 270 mm]
なぜこんなに3人団子なのか。。誰ですか割り込んだの。
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[1/2000 ƒ/6.3 ISO 800 270 mm]こんなに長々と連なってる選手たちを遠景でというチャレンジングな写真のわりに絞れてない。背景の建物、こんなのあったっけ。この日初めてあさかさんが写ってる。
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[ 1/1000 ƒ/6.3 ISO 800 250 mm]
最近はこういう情景的というか、一歩ひいてというか、周囲の景色とかを考えないで、選手に集中して撮りすぎているのかも、、知り合いや名前を覚えた選手が増えすぎて、「あ、この人もこの人もこの人もイイトコロ撮ってあげよう」なんて、ひとつのスポットで次々にマンネリな連写を繰り返しているような気がする。記念写真の押し売り屋やブロマイド屋じゃあるまいし。
http://www.flickr.com/photos/firtreezzz/sets/72157627757439742/with/6185620616/ ←この時の写真set

【反省点】
このころの写真を今みて感じる、ふしぎなフレッシュさというのは何なんだろう、今より少しだけ前ということでシチュエーションが微妙な懐かしさを呼んでいるというのもあるが、

  • もっと足を動かして構図を工夫すること。
  • 選手をかっこよく撮ることばかり考えると写真全体として、とくに面白くないものになることをたまには思い出すこと。
  • レースのいいシーンを伝えようなんて思わないこと(そんな機材も見る目もないしー)それよりも、その場の観客や天候などの周囲のシチュエーションをもっと味わって、空気のようなものを伝えるような写真を心がけること。
  • もっと撮影中に設定をあれこれ工夫する(これは今よりもこのころができていなかったんだけど)下手すると全滅になる可能性もあるが。。
  • できたら、もっと明るくてズームがきくレンズもほしいなー←高いって 今のレンズは便利だけど、なんだかつまらないような気がしなくもない。
  • あんまり写真は上手になりそうにないから、レンズのぞいてる時間帯を減らすかな。。なんていうのも考える。