シクロクロスにおけるバンザイ負け と メーウセンのワールドカップ不出場
さいしょにこの写真をフェイスブックで見たときに、今シーズン好調なBMCのタラマルカがついに勝利か!と思いました。
(Photo:Sporzaより)
http://www.sporza.be/cm/sporza/wielrennen/veldrijden/130119_Kasteelcross
- 勝利したのは、右のTom Meeusenだった。この日Albert, Pauwels, Wellens と Denuwelaere が流感などで欠場したC2レースとはいえ、彼の勝利は久しぶり。
←レース動画。ゴールラインの位置がちょっとわかりづらかった?でも表彰台では比較的さばさばと、メーウセンを祝福するタラマルカにほっとする。なお、レース開始前にベルギーチャンプジャージを着るクラース・ファントルノウトが映るが、あっというまに風格がでたような気がするのはジャージの魔法なんでしょうか。
- しかし、ロードレースではしばしば見かけるこの手のシーン、シクロクロスでガッツポーズの隙に後続の選手にさされるというのは初めてみたような気がする。。
2. @zonnebeke! Ik ben enn Amateur :) good job @tommeeusen proficiat
— Tamさん (@JulienTaramarca) 1月 19, 2013
- タラマルカは「まだまだ自分はアマチュアだな」?と反省ツイート。
- それに対し、君だけじゃないよ、と誰かが返したツイートに貼られた動画には、やっぱりガッツポーズの隙に差される若い選手が。
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- ところでこの日の久々の勝利も、メーウセンの心を晴らすことにはならないと自分でコメントしている。かかりつけのドクターへのドーピング調査にかかわる尋問対象となった(現時点では調査対象は医師で、メーウセンではない)ことからUCIルールに基づいてワールドカップシリーズには前回ローマに続いて今日のホーヘルハイデも出場メンバーから外されているということらしい。。
- この件詳細は追っていないけれども、現時点ではメーウセンは「サスペンション」を受けているわけではない。マネジャーのHans Kasterenによるとメーウセンはかなり衝撃を受けたが、やましいところがないなら、恐れる必要はないと話したらしい。最初はDiegemに出場する途中で警察にキャンピングカーの中を捜索されたのが始まりだったようだ。
- 体調不良が続いて成績不振の今シーズン、一時は精神的にすさんでしまったようで、カフェで飲んだくれていたのを周囲に諭され立ち直ったという噂をきいた矢先の話。
- 若いうちから大きいレースで実績を上げてきている選手なので、怪しい「ぽっと出」の新星とは違うようだけれど、今シーズン、メーウセンの困難は続いている。
http://www.sporza.be/cm/sporza/extra/opvallend/130113_opvallend_meeusen_dopefree ←"Dope Free"の文字を入れたキャップを着用して、ベルギー選手権スタート前にアピールしていたメーウセン。