tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

Stybarインタビュー(CX Magazine)

昨日の記事に取り上げたCX MagazineによるStybarインタビュー記事を適当に紹介。
Znedek Stybar On Spring Classics, Paris-Roubaix and Cyclocross - Cyclocross Magazine - Cyclocross News, Races, Bikes, Photos, Videos

↓Stybarのピンク応援団@世界選Koksijde
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  • フランドル一周はどうだった?
    • 自転車に乗っていていままでで最高だったかも。シクロクロスも3キロメートルのサーキットに2万人が押し寄せたりしてすばらしいが、RVVではBruggeからOudeanaarde移動するまでの60キロの間にすでに無数の人々が詰めかけていて、雰囲気が素晴らしい。店ではルート入り地図の乗った新聞を配布しているし、エキサイティングで特別なものだった。
  • 来シーズン、シクロクロスには出場する?
    • 今シーズンと同じ。クリスマスから新年にかけてのレースに出るよ。楽しかった。寒くて戸外でトレーニングなんてできないような時に自分はクロスのテクニックを維持しフィットネスを保つことができた。技術維持のためにもクロスに出場することはいいと思う。
  • 来シーズンの世界選は出る?
    • Hoogerheideはベルギーの家(ガールフレンドの住む場所)から15キロしか離れていないが、チーム次第。カタールにまたチームは出るだろうし、チームの要求にはすべて従わなくてはいけない。来年は自分がこの競技でどこまでできるか見極める年になるだろうね。
  • 米国開催の世界選についてはどう思った?
    • よい発想だと思った。でももうすこし長期、たとえば3週間程度出場選手たちを現地にとどめ10レースぐらいを走らせるべきだったんじゃないだろうか、米国の観衆たちの興味を集めるために。自分の考えでは、たった1レースだけではシクロクロスのレースがどんなものかわからないと思う。いまだにシクロクロスはとても「ベルギーの」スポーツで、それを変えるには時間がかかると思う。どこでレースがあってもベルギーのファンたちがいる。たとえばローマ(ワールドカップ開催地)。観客500人のうち400人がベルギー人で、ほかの100人はコース設営に携わった現地のイタリア人たち。
  • パリ・ルーベについてはどう思う?(注:このインタビューはフランドルとパリ・ルーベの間に行われた)
    • RVV同様とても特別なもの。バイク、機材がほかのレースと異なる。このレースは自分が長いこと夢見てきたレースなんだ。フランドルとパリ・ルーベは自分にとってどちらも特別。
  • グランツールは出るの?
    • まだ決まってない。たぶんブエルタには出ると思う。昨年出たし。
  • シーズンの目標は何?
    • この春のクラシックシーズンでできるだけ多くを学ぶことが一番重要で、そのあとのシーズンのことはまだ計画が立ってない。チームと話し合って、シーズン後半について決めることになる。そこでこれまでの自分のレースを分析して、どこを改善するかを見極める予定になっている。
  • ずっとチームメイトのMichal Kwiatkowski(ポーランド人)と間違えられているのは面白いと思う?
    • ほんとおかしいよ、両親の友人が「なあ、解説者はおかしいよ、Kwiatkowskiじゃなくて、逃げてるのはZdenekだろう。電話しなくちゃ」ってメールが来たりするんだ。僕の父親ですら、僕とKwiatkowskiを間違えるんだ。ただし、母親はいつも間違えないんだよ。

↓この人が双子疑惑のKwiatkowski.ほんとヘルメットかぶってたらわからない

  • 君のサポーターがピンク色なのは?
    • チェコの国内選手権前に、自分がピンク色の自転車に乗るとききつけたファンたちがピンクのスカーフと帽子をそろえたんだ、それで、Koksijdeの昨年の世界選はピンクだらけになった。
  • twitterではサービス精神旺盛だけど、ファンたちとの交流は重要だと思ってる?
    • それはチームにとってとても重要だと思う。この2年と、ロード転向前も何年かtwitterをやってきたけど、プロの選手たちに何が起こってるか知りたいと思ってたんだ。彼らをフォローして性格を知ることができるのはいいことだ。