tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

ワールドカップの無料放送に、暗雲?Telenet、ワールドカップのタイトルスポンサーになり放映権獲得


(きれいな画質で無料だった、昨シーズンのシクロクロスワールドカップと世界選手権)

Decisive progress for cyclo-cross with new partnership between UCI and Telenet

  • 何か別の情報を探そうとしてUCIのHPに行ってみたらこんな話題が。

Telenet-Fideaチームのスポンサーである、インターネット通信やCATVの会社Telenethttps://www2.telenet.be/nl/UCIシクロクロスワールドカップの放送に関して戦略的な提携をしたらしい。

  • 次15-16シーズンは現放映権所有のVRT(ベルギーの公共放送会社http://www.vrt.be/、Sporzaをやっているところ)からフランドル地方開催の二戦(KoksijdeとHeusden-Zolder)を除く放映権のサブライセンスを受け放送を受け持つ。さらに16-17シーズンから19-20シーズンまでのあいだはTelenetが放映権を取得してフランドル地方の2戦と世界選はVRTがサブライセンスを受ける。
  • Telenetはその(ケーブル?)チャンネルでワールドカップを放送しインターネットやモバイルアプリからも配信。海外の放送権保有者向けにライヴ映像やダイジェスト、インタビュー、behind the scenesを提供する)
  • 最新技術を活用する。オンボードカメラ、ドローンやトラッカーを利用してあたかも、会場にいるかのような気分をファンが味わえるようにする
  • Telenetはワールドカップシリーズのタイトルスポンサーになる。
  • decisive progress for cyclocrossってあるけどsetbackにならなければいいな。。

ちなみに昨シーズンはYouTubeUci Channelhttps://www.youtube.com/user/ucichannelが無料・高画質で英語ストリーミングを大盤振る舞いしていた。英語アナウンスを苦々しく感じる欧州本土中華主義な向き以外はたぶん便利に思ってたし、シクロクロスをみたことないファン層広がりに貢献してたのでは?
各国の有料放送局へのライセンス系由でないと見られなくなるのはシクロクロス競技のグローバル化に逆行することになるのではないでしょうか。。?ドローンとか、見た目の技術は人気の下地が広がってからあとの問題では。

  • 有料TV局にライセンスするとその国では、無料ストリーミングにブロックがかかるのは、これまで何度もあったこと。。また、有料TV局へのライセンスもされていないのに国別ブロックがかかってしまって、どうにもこうにも見られない場合もある。
  • すでに国民的人気競技の国を除いた競技の後進国内ではまず、無料で高画質放送することで裾野拡大する時期だと思うんですよ。まあ運営資金も必要なんだろうけどなんだかなあ。
  • それより何よりテレネットさんはTelenet-FIDEAチームが成績いまいちな方に、テコ入れする気はないんだろうか。まあものになるかどうかわからない選手に大枚投じるよりは、放映権ビジネスで収益を、と考えた?

(※Telenetさんがすべてのワールドカップを高画質高性能でふとっぱらで全世界無料配信しないとは言っていませんので、もしそうだったら本当にすみません。)
もし有料放送でないと見られなくなるなら、JSPORTSさんに権利獲得してもらいたいですね。ワールドカップはこのあとアジアにも来るかもしれないですし。。

  • 自分達の時代は何ヵ月か遅れの小さい雑誌記事だけをむさぼり読んだ。とか、カクカクのマッチ箱みたいな小さな画面のストリーミングで接続時間が増えるとどんどん加算される通信費にも拘らず画面にかじりついて観戦してた、という筋金入りの方々からすると甘いのかもしれませんが、、。