tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

茨城シクロクロス15-16第一戦

関東のレースの中でずんずん人気と評価を上げている小貝川のレース。JCXだし。前日、宇都宮のレースでは午前中雨だったようなので氾濫のニュースをよく聞く小貝川のコンディションはどうかな?と思いながら起床。
始発の次ぐらいの電車に乗って埼玉在住紳士のT氏に途中駅ピックアップしてもらい、朝もやの田園風景を横目にGoogleマップによる細道ばかりを選ぶ謎の誘導に導かれ、気が付くと突然見覚えのある河川敷の会場に到着した。
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美しい朝もやの中親子とわんこが散歩(但し、長く伸びたコース末端まで視察に出ていた実力者のご家族と思われます)。もうこの写真がいい感じだったからこのあとレースの写真は失敗でもいいや。よくない。
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先日、義実家栗拾いの後二日間夜なべで作った栗の渋川煮を焼きこんだパウンドケーキ(煮込んだシロップも焼成後塗布)を到着直後から配布を始め、今回は好評(当社比)を博し、配布開始間もなく売り切れ。朝7時だけどビールに合う味という人も。。早朝から現地に行くとカテ1の重役出勤組が現れる頃には自作お菓子やパンはだいたい配布終了している。配布タスクを完了しないでいると撮影のときに落ち着かないし。
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空気が靄ってて地表に露が降りしっとり。でも天気がよさそうなので、このあとみんな、どう対応するんだろうか。最後のカテ1のレース時は朝の時点とコンディションがずいぶん変わってそうだ。
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いつものタイヤシケインはないぞ。
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恒例全員集合写真をプロカメラマンが脚立の高いところから撮影するのを下から撮るの面白かった。子供も大人もいい表情。
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大会オルガナイザーの影山さん。レース周辺の情景やスタッフも撮影してみてくださいと示唆あり。正直、そっちのほうが得意だ。

  • というか、レース中の写真が下手。枚数増えるからだとか一枚一枚の気合が薄くなるとか言って下手なくせに連写しないのは馬鹿*1、と飲み会で言われたのを私は根に持っていて謙虚に受け容れ、今回は連写あり(しかし、これによりあとで泣くはめに)。

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早速スタッフの様子を撮影。
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PTAの熱心な視線が注がれるキッズのレース。
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さて、カテ4Aスタート前。めらめら。
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クロス初参加最前列スタートの選手が周囲をびびらせている。
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スタート!
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木を回るシーン、レース序盤は人が重なり合ってる。
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起伏はざまのシケイン
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注目の人はびびられるだけあって先頭だったがシケインでクラッシュ。
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もうドライなかんじー。
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C3、いくぜ!(後ろ、笑顔)
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このカテゴリーは小島大輝くんよね感満載だったが、案の定独走する。

  • 少し前は山田兄弟とか前田公平選手なんかがそんなかんじでおじさんたちを負かしていた。そういえば、先日id:doroyamada 氏に教えてもらった同氏の2001年(貴重)のブログで関西クロスのC2で圧勝していたという辻善光選手の北桑田高校時代の様子が出ていた。http://kazz.red/kcc/2001/1.html C1に混じって走ると正式なリザルトはでないが、いい走りをしたりしていたらしい。いつの時代も若い世代からおじさんたちを凌駕しながら強い子がタケノコのように出てくるんですね。もっと大量に出てくるといいなあ。

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重田兼吾選手の弟さん、恵杜君。彼も前のほうでいい走りをしていた。楽しみだという声があちこちで。
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トレックの海。
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今回走っている選手写真のなかでは好きな写真。皮膚のつや感と光のかんじ、背景の流れ方がちょうどいい。なぜこの写真が成功したか、わからないから進歩しない。
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選手が3人重なり合っている。歯を食いしばる局面。TackeってARAIのジャージから枝分かれして、川口のお客さんはこちらになったんでしょうか。ちょうどいいシンプルさで色使いも好きです。
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これぐらいガッツリしたから撮ると迫力でるんだろうな。こんどこそやろう(ドライならw)
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前日の宇都宮で昇格を決めている関根選手はずいぶんしぼれた。10キロ程度の減量だそう。
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弟キャラは強くなりやすいんでしたっけ。
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こちらも前日昇格組の北山選手。いい表情。。
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それなりににぎやかなゴール地点。
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CL1とMの組。女子華やかで、人数もそろってきた。
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そう、暑いんです。この時間帯には相当暑く。給水はOKだったのですが、以前のようにピットでボトルを渡すのではなく、ボトルケージにボトルをつけてよくて、ボトルのためだけでなければバイク交換時にボトルを付けたものに交換することも可能、というルールだったようですが、まだこの組までは給水しないと危険と事前に思うほどではなかったかも。。
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男性陣より前に飛び出す武田和佳選手に場内沸く。
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しかしこの人がいる。群がるメディア
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今井選手も地力がある。みんなカッコいいなー。と思うと同時に、暑いので木の陰になっている観戦場所から動けない。コスモス畑越しにプロカメラマンたちは選手を撮影していたようだけど。
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一体、何歳差かわからない大御所の茅野選手に「もっと乗り降りを練習しなさい」などと指導を受けながら走る坂本選手。本人、勉強になると感謝していた。混走で展開に影響があったのでは?と疑問の声があったようだけれど、こういうシーンを見るとよい面もあったようだ。
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給水ミスがあった模様。
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このレース後はこんなかんじでへたり込む選手続出。急に暑さがこたえるほどになってきた。前日の宇都宮は雨だったのに、今日は夏か。
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どんどん暑くなる気候、完全ドライになってきた路面に、試走・待機するC1選手たちは冬用ワンピースの袖をはさみで切って半袖にしてしまったり(もう戻せない)、急きょ知り合いからボトルケージを借りたり、タイヤをスリックにつけ変えたり、紅玉リンゴを食べたり(リンゴは酸っぱい紅玉ですよね!)、ということで各自対応していた模様。人の弱みに付け込み、ボトルケージレンタル料一日3万円を提示するボッタクリな話も(取引は不成立)。
※写真は文章と関係ありません 
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夏。
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さて、わたくしの好きなC2のスタートシーン。適度にこなれた殺気がつわものっぽさを醸し出している。
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俺はやるぞ!
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きりっ(中国遠征を挟んで、須藤むつみさん休む間もないようです)
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(このころの私はメモリーカード残り僅少ということに気づいていない)
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こちら綾野さんも年中多忙。おなかが減っていたそうです。
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短パンの辻啓さんは勝ち組。
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こちらの組も若者織田聖選手が。
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長身にダイナミックなアクション、今シーズンから着るAbove Bike Storeの黒いジャージが映える。
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ジャンプしてるところが撮れなかった私はほんとダメです。
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ここらあたりの争いも見ごたえありました。
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10月のサマークロス。
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遺跡のようにもみえる風景。このころには頭がぼんやりしてきた。
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美しい光景。
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お待たせしました!C1。
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きらきら。
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どーん
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このあたりevergreenな方々は先で言及した時代の泥山田ブログの頃とあまりかわりがないのかもしれません。
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スタート(を見守る影が枯草に)
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来た、行った。
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SNELのカテ1選手が中村龍太郎選手加入で増えて区別がつきづらくなった。これは向山選手。
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これまでのカテゴリーと比べてすごいスピードでアップダウン地点を通過するC1の迫力。
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小指を立てる派の中間モリタロー選手とそれを観察して盗む三上選手。

  • なんだか、騒ぎが。連勝中の小坂光選手のチェーンが落ち、復帰にかなり時間をロスしたらしい。

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このあと、ずっと工夫なく真ん中あたりで撮っていた私も、途中アナウンスされた残り周回数が嫌になるほどまだ多いのを聞いて、重い腰を上げ奥の林入口に移動。
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盆栽の方。こちらも米国帰り。そして私は流し撮りスイッチが入る。(コスモス畑まで行けばよかった)
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ヒカル君、追いつけるよ!
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こちらはTTチャンプかと思ったら金子選手。
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当然勝つべく、前田公平選手。
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濱、合田。
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國井、斎藤。
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Tacke店長はARAIジャージ。
じわじわと詰める小坂光、逃げ切りたい前田公平の戦いに場内テンション高い。
しかし私はその頃テンションダダ下がりになっていた。。

  • だって、連写してたせいかSDカードの容量がなくなってしまったんですよ!16G2枚と8G持って行ってたのに。ペース配分できないなんて馬鹿じゃないの(こういう時はあほというより馬鹿!)!!
  • その後、現場でいらないと思われる写真を消しながらぽつぽつ撮りながら観戦したのでした。。

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選手おろされポイント。80%ルール適用、されていたのかな?私も、DNF?
・・ということでレースの模様はこちら。http://www.cyclowired.jp/news/node/180774←また丸投げ

  • 追いついたヒカル選手の冷静さが最後の分かれ目になったのかなー。円熟味が出てきた。終盤バイク交換した前田選手も夏にロードチームでレースしていたせいか以前より力を維持できるようになってきて華やかさ鮮やかさに加え強くなった。みんな成長している。必死でゴールシーンまでにいらない写真を削除したが、ヒカル選手の雄々しいメリダ担ぎ上げ咆哮ゴールに間に合わない、離れたところから心のシャッターを切った。。
  • そう、ファインダー越じゃなくて、肉眼で見ることができたのはかえってよかった。大きくなった、ヒカル選手。

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ぼんやりレース後の風景を眺めていたら50人ぐらいの出走者のなかで、6,7,9,13位と上位リザルトを収めたベテラン選手のみなさんに、記念撮影をリクエストされた。いい表情!(合田さんは疲れているかも。。)
表彰式写真はある!
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  • 表彰台に上る前の優勝者の脚に目をやる美犬。このあと、脚を舐めにいったらしい。

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一日、満喫いたしました。関係者の皆様ありがとうございました。
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これは開会式の写真ですが。織田さん。

このあと、帰路が渋滞でレースした後も運転せざるを得なかった紳士T氏には申訳なかったが、必死で写真をカメラ内で現像していました。どうもお世話様でした。

  • 馬鹿で始まり、馬鹿で終わったような気もする一日でしたが、レースは満足。皆様ありがとうごさいます。

*1:関西でいう、アホちゃう程度に受け止めました参照 http://yuji-an.loops.jp/tori/tori.html