元世界チャンプ(まだ若いけど)のオランダ人(ベルギーのチームBeobank-Corendon(旧BKCP)所属)のMathieu van der Poelがチームプレゼンの日に語ったコメント。かれは米国は怪我の治療のため欠場。 (以下蘭英機械翻訳による超ザックリ訳) 「ワールドカップの開幕戦はヨーロッパにすべき。米国で開催する価値は見いだせない。UCIはチームに対するサポートをしているとは言えない。何も商業的見返りはないのに、チームは全部自腹で高額の費用を負担している。なぜ?以前はベルギーとオランダ以外にもクロスはあった。たとえばフランス、スイス、チェコ、ドイツ。それらの国にもっと投資がされるべきでは。」
Marlux-Napoleon Gamesのマネジャー、Jurgen Mettepenningen氏も: 「うちのスポンサーは米国に関心がない。米国のレースの1時間の放送をTVの前で誰が見る?3名の選手にスタッフを付けて25,000ユーロを要するのに対して何も商業的、資金的な見返りはなし。人々は数年前、皆がクロスの国際化とか言っていなかったよ。今は?たぶんテレネットFIDEAとUCIのPeter Van den Abeelだろう。」「競技の観点からしたら悪いことじゃない。米国で2つのレースがあるのもいいことだ。でもどうして開幕戦がヨーロッパでないのか。クラースが言ったようにスイスは伝統的にクロスカントリーの国だ。そういうところに立ち戻るべきでは?」
Crelan-Vastgoedserviceのマネジャー、Geert Vanhoofのいう国際化はさらに近距離に: 「われわれはワロン地方でレースをほとんどしていない。もちろんグローバリゼーションは賛成だけれども、その進め方は秩序だっておこなわなければ。まずフランドル偏重から、ワロンに広げてベルギー全体に、それで次にオランダでもっと人気を得る。その次にもっと外にひろげるべき。私はVan den Abeeleのやってることをぶちこわすつもりはないんだ。私が考えているのは、一歩ずつ手順を踏むべきということ。」
・これまで欧州内の外様(とざま)国として商業的に置き去りにされていた感のある、オランダ(半外様?)フランス、ドイツ、スイス、チェコに投資するのがまず先では?という意見が今頃でてきたりするのに驚く。(二大シリーズSuperprestigeやbpostbank trophyではヨーロッパの外様国の選手はあまり厚遇されず、逆にものめずらしい国、ニュージーランドや日本などの選手を歓迎するという噂。。。) ・スポンサーの意向を踏まえて(van der PoelのチームスポンサーBeobankはベルギーの銀行だけれどフランス資本)のあれこれなのだろうけど、大陸間遠征は、他の競技よりも機材の多いシクロクロスではあまりにも負担が大きい、それを上回るお得感=メリットがないと。。と目の前の費用負担に悲鳴を上げているのかも。