Bogense世界選前夜の表情
pre-ride
金曜日の試走段階でも路面凍結したまま、路面は硬くスピードコースなままで明日のレースを迎えるのか、降水確率は50%という記事。
そんな寒くて冷たい夕刻、世界選手権日本代表が宿泊するホテルに、チーム関係者に連絡の上、埼玉のおせんべいを差し入れに行ってきました。成田からデュッセルドルフまで同じ便の飛行機だった写真家の田辺さんがインタビューと集合写真の撮影をしていました。
コースは二年前のワールドカップの時よりもシンプルにフラットになり、事前の天気予報に反して凍結した硬いスピードコースになりそうということでコースの難易度がかなり高かった一昨年・昨年と比べると選手たちもちょっと事前の心持も異なるでしょうか。
メカニック諏訪さんと小島選手のお父さん。
鈴木選手とメカニック兼総務の橋本さん。
日本代表ジャージはシンプルでインパクトのある視認性高いデザインがかなりカッコよかった。
彼らのコメントなど詳しくは田辺さん執筆のインタビュー記事にてどうぞ。
同じ宿に米国代表が宿泊していて、来日したスクイッドバイクスのアンソニー・クラークとサミー・レイノルズにAbove Bike Shopの須崎さんから託された差し入れが渡されて(なんと来日時に彼らが気に入ったという「雪の宿」と缶コーヒーのBossレインボーマウンテンブレンド。)
私も亀田製菓の「つまみ種」小袋を進呈したところ、サミーはこれ知ってる、おいしい。と喜んでくれた。野辺山の男子エリートのゴール前、カメラマンが居並ぶ列の中に立って買ったやきいもをもぐもぐおいしそうに食べていた彼女は日本のおやつが好きなようだ。あんなに細いのにどこに入っていくんだろう。
彼ら二人も代表入りして色々緊張感がある経験中だろうけれども、日本のレースで勝利を収め、日本人と交流した日々のおかげで、日本人がやってきて声援を送るのは彼らのリラックスにつながるのかもしれない、と思った。
あと宿にはベルギー代表も宿泊していたが、2016年北京で少し話したイェンス・アダムスが通ったので声をかけてみた。よく覚えていなかったようだけど、あのころよりビッグスターになったのを見てうれしいと言ったらまだそんなじゃない、と言っていた。あの年は前のシーズン病気でポイントが稼げなかったので、ヨーロッパのレースシーズン前にポイント取り戻しにきてるんだ、と率直なコメントで見事にポイントを稼いで戻り、その後順調に位置を上げていった。
そして日本代表のために働いてくれているランジットさん。いつもありがとうございます。
では皆様にとって良いレースになりますように。