tannenbaum居眠り日記💤

シロート観戦者による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

千森杯 Qiansen Trophy 2017:女子注目選手と大気汚染ファクター

第一戦Fengtaiが終わったところでCXマガジンに女子出場選手のUCIランク表がでているのをみつけた。

 

http://www.cxmagazine.com/2017-china-qiansen-trophy-cyclocross-races-start-rider-list

Full Name Team Name Gender Nat UCI Rank
JOYCE VANDERBEKEN STEVENS Pro Cycling – Donen-Vondelmolen CX team F BEL 34
CEYLIN DEL CARMEN ALVARADO Kleuropmaat/BNS technics Cyclingteam F NED 43
EMILY KACHOREK SQUID F USA 64
KATHRYN CUMMING Jalapeno Cycling/King Kog F USA 71
GERALDINE HOEKE 2WCBeuningen – MTB Licht Verzet F NED 77
REBECCA LOCKE JBLOOD ADVENTURES F AUS 86
NAOMI WILLIAMS JBLOOD ADVENTURES F AUS 102
SERENA GORDON GIANT FACTORY OFF ROAD TEAM F USA 106
ASHLEY BARSON JAKROO F CAN 115
MIYOKO KARAMI Japan selection team F JPN 143

UCIランク順。第一戦の表彰台3名はAlvaradoを除いてこの順番どおりの結果に。
・優勝したVanderbekenはベルギー選手権で6位、SuperprestigeのRuddervoordeで9位、ワールドカップもおよそ20-30位台前後に入っている選手で、納得の結果。
・私は昨年第2戦だったFengtaiで勝っている19歳の小柄なオランダ人Alvaradoが有力かと思っていたが、第一戦はリタイア。
・昨年の北京後の実績はかなりのもの。DVVとSuperprestigeでコンスタントに10位台前半。国内ではオランダU23 で4位。同じレースにでているVanderbekenよりも上の順位のリザルトもあり実績からいうと優勝候補であることには間違いない。千森杯 万里の長城で、勝利宣言する女子選手に遭遇 - tannenbaum居眠り日記💤←去年Alvaradoに話を聞いたときの記事
・3位のKachorekは昨年の北京の第一戦勝者。2月にお台場で来日し、その時にAbove Bike Storeで日本人と交流しているので、日本からもエールを送る人が多いのではないか。北米外のレースの結果が北京以外になく他地域の選手との力関係は推し量りにくかったが、UCIランクどおりの順位になっている。


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(昨年の北京第2戦後。左がKachorek, 中央がAlvalado)

・第一戦で2位の米国人GordonはKachorekよりもさらに実力が推し量りにくい。UCIレースはClass2の北米のレースしか走っていない。

Former runner now top cyclist; Bend's Serena Bishop Gordon is one of the top cyclocross competitors もともとマラソンや、ウルトラマラソンを走るランナー出身の選手らしい。

・あとは去年の北京も、今年のお台場にも出ていたオーストラリア人Rebecca LockeとNaomi Williamsの二人組も個人的に気になるところ。フルタイムワーカーで休暇とお金のやりくりに苦労しながら、ヨーロッパ遠征も自力手配ベースでやっている、日本のレースもまた来たい、とお台場で話してくれた。
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・現地に行っているメディアの阿部さんの話によると、第一戦のAlvaradoは出足好調だったが、呼吸器の問題でリタイアしたとのこと。
・昨年と比べて、北京市街地の近郊Fengtaiの空気は良くなかったらしい。男子の第一戦で独走状態だったMarcel Wildhaberもまた走行中に呼吸器トラブルを起こしたらしく、優勝はベルギー人のVan Ticheltに持って行かれた。
・今年も参戦の須藤むつみさんも、去年より今年のほうが大気汚染は悪い気がすると言っている。
・第一戦のFengtaiは北京市市街地から近く、今日の第二戦のYanqingは万里の長城観光の拠点になる高原リゾートで、第二戦は第一戦よりは空気は良いようだけれど、私は昨年Yanqingの短いアップダウンのダートの砂埃を思い切り吸いながら屈んで撮影していたせいもあってか、夜に咳がとまらなくなり須藤むつみさん持参の咳止め薬に助けられた記憶がある。
・諏訪監督によると、現在日本人で呼吸器に影響が出ている選手はいないとのことだったが、やはり、レースのファクターになるほどの大気汚染というのは相当なレベル。
・昨年北京遠征する武田選手にPM2.5対策マスク持参をアドバイスしたという齊藤選手に、持参しているのかと聞いたが、それはしていないらしい。

 

 ともあれ、あと1戦、体調に気をつけて戦い、無事に帰国を。