tannenbaum居眠り日記💤

シロート観戦者による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

26歳2児のママはKoksijde勝者

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。昨年は近所に住む義父が亡くなったり仕事の担当が変わって長時間勤務傾向なこともあってなかなか更新できませんでしたが、レース会場には出かけており、今年はもっと色々書きたいと思っております。
=============

youtu.be

このところ、欧州のシクロクロスでは女子レースが盛り上がっていますね。男子が独走レースばかりなのと対照的。今日は誰が優勝争いをするのか、毎回楽しみです。
Katie Compton(40歳)のようなお馴染み大ベテランが一線で頑張る一方、私が北京で目撃したCeylin del Carmen Alvarado(20歳)のような若い選手が台頭、先頭争いを繰り広げるメンツが数年前とは顔ぶれが更新されていて、色とりどりで目が離せません。

そんな中、年齢からすると異彩の経歴を持つのがにわかマニア氏(※女性の年齢にやかましい)が折に触れ私にInstagramのリンクを送ってくるDenise Betsema(確か、この選手は26歳だけどどうだろう、と言って送ってきたのが最初。笑)。

www.instagram.com

インテリア系のインスタグラマー?

www.instagram.com

お嬢ちゃんがふっくらニコニコで可愛い。上にお兄ちゃんもいるようだ。
しかしこれが今シーズンヨーロッパ選手権3位、Poprad, Neerpelt, Aigle, Hittnau, Lutterbach, Wachtebeke, Koksijde, Eschenbach と Antwerpenで勝利を重ね、Marlux-Bingoalと2021年までプロ契約に至った破竹の進撃中な女子選手のInstagramなのでした。にわかマニア氏でなくてもこれは注目したくなりますね。

 
 
 
View this post on Instagram

Denise Betsemaさん(@deniesoverseas)がシェアした投稿 -

26歳にして、すでに二人のお子さんがいる彼女が急に台頭してきたというのは子育て時期との関係があったみたい。

http://www.deniesoverseas.com/ ←本人公式サイト。センスが良くてかわいい。

 

Deze 24-jarige kanjer van Texel combineert het moederschap met topsport – WielerVerhaal

2017年(昨シーズン)の10月、当時はSuperprestigeのGietenで11位、ということが話題になるレベルの選手だった。例によって蘭英翻訳で大意をとってみる。 

・18歳HAVO(高校卒業資格?)の試験期間中に予想しない妊娠に気づいたけれど嬉しかった。当時MTBでオランダ代表チーム入りを目指していたけれど、若いカップルにとって、立て続けに年齢の離れていない二人の子育ては、楽しくて、遣り甲斐のある経験になっている。

・4年後にMTBレースに復帰したときにはU23の年齢を過ぎていた。予想を上回って、国内では勝利を重ね、国際レースでも表彰台に上り、Benelux Cup Mountenbikenで総合首位を獲得したが、2016年に初めて出場したSuperprestige Gietenのレースでシクロクロスに「ハートを盗まれた」。以来、シクロクロスでトップ選手となることを目標に活動。

・トレーニングと、両親の自転車店での仕事、子育て、通信制大学での勉強を両立させるには計画性が必要だったけれども、自分の競技生活は家族と切り離せないものになっている。子供のいないほかのトップ選手との違いについて感じることはあるけれどレースが終わって子供が駆け寄ってくるとき自分が選んだ道はよくできた選択で、美しい道のりであると感じる。

考えてみると、今後妊娠出産によるキャリア中断はないということですよね。26歳にして。そして大きな実績を上げる前に子育てに入ったことで、復帰後必要以上に注目されずにマイペースで表舞台に登ってこられたかも。
時々他の分野でも早めに子供を産んでその後仕事に注力し、成功した女性の話を聞くけれど、早めに子供を産んで、人生経験による精神力と家族による心の充足感とともに戦うベッツママ(にわか氏命名)の今後に注目ですね。

www.cyclingnews.com

CNにセミプロ→プロ契約のニュースが出ていたけれど、Marlux-BingoalのマネジャーJurgen Mettepenningen 氏は彼女と契約したのはまさに当たりくじ、さらに女子レースの注目度が上がり、レースの視聴率が男子との差を縮めているこの流れの中ではMarluxはまさにホクホクといった感じらしい。

www.texelsecourant.nl

この記事は2018年のものだけれど、写真は少し前のものなのかな?現在よりかなりふくよか、ずいぶん減量したことが伺われる。かなりの計画性と努力ができる人なのだろう。子育てやインテリア、素敵な暮らしとトップアスリートの生活の両立、なかなか簡単なものではないだろう。尊敬する。

 余談ですが11月終わりの野辺山で織田カメラマンと女子選手のInstagramの話をしたところ、やはり彼女のアカウントはフォロー済みで、おしゃれインテリアと子供の投稿の話が出ていた。にわか氏によれば、その時点で彼女をフォローしていた日本人は織田さん、池本さん、にわか氏の三名のみだったそう。
フォローすべき海外選手を知りたければ、彼らのフォロー先を踏まえるのが早道かも?笑。