タイプが正反対のCSCの笑いの両輪、フォイクトとザブリスキー
今procyclingの9月号をぼちぼち読んでいますがCSCのボビー・ジューリックのツール日記がなかなか興味深い。
その中でフォイクトとザブリスキーのことを
フォイクトは大きなハンマーのような強力なユーモアを廻りに振りまく。
ザブリスキーはシャイでひねりの効いたたおかしさ。知るにつれ味わいが出る男。
ザブリスキー加入後フォイクトはザブリスキーにパンチしそうな場面がたびたびだったとか(タイプが正反対だから)。ある日フォイクトが「どうしてオマエはいつも小さな声でささやくんだ!」と叫ぶとザブリスキーはすこしも声のボリュームを上げず「どうしてもうちょっと近くにこないの?」と言ってみんな笑い転げ、それ以来打ち解けたそうです。
フォイクト、いつもなにかというとコメント役として出てきて気さくでおせっかいな感じだけど、チームのムード作りに重要な役目を負ってるんだね。フォイクトが体調を崩してツールをリタイアしたあとジューリックは
イェンスを失うことはチームの生命力を失うこと
といっています。
この日記の中にチームTTで落車した後チームカー内で柱にもたれて憔悴する(泣いている?)ザブリスキーの写真が涙を誘う(T T)