tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

元コマンドーの、「やさしいバッソ」改造計画。

Procycling9月号より。
バッソの成長にかかわる二人の人物とのかかわりについての記事(リースの部分はあとで読む)。リースともう一人彼に影響を与えているのが、CSCのあの有名な軍事式訓練を企画実行している元コマンドーで今はCSCの「ボディーガード兼モチベーション導師」のクリステンセン氏。

  • 同氏はバッソがチームに加入した2003年の第一印象を「親切でフレンドリー、礼儀正しいけど闘士(warrior)じゃない」と感じたとか。そこでリース監督と彼が取り組んだのは彼に「血に飢えた」ハングリー精神をつけさせること。

キャンプでチームメートの意見が分かれたとき、常にバッソがチームを代表して決断するように仕向けた。とか。右に行くか左に行くか、進むか止まるか。

  • バッソは去年よりはるかに精神的に強くなった」「チームに入ったときの彼は自分を出さなかったが、今では自分が何をしたいのかを言うようになったし、意志の強さが声に出るし、歯を食いしばる場面もでてきた」「勝つためにチームメートに何をして欲しいか言えるようになった」

「ある男に、リンゴとバナナどちらが欲しいかたずねて、その男が『キミはどっちにする?』と聞いたなら、その男はツールで勝利することは出来ない」*1

  • 今年のツール第18ステージで歯を食いしばってランスを振り切ろうと闘志をみせたバッソにクリステンセン氏は喜んで「あいつを見たか?」とバッソの獲物を狙う表情をまねて見せたとか。

そういえばCSCの2004年ツールの映画予告編でリース監督と話すバッソ、目はパチクリだし声が小さくて優しかったような。。

*1:バナナに飛びつくと思われる人はツールで勝てるでしょうか?