英CycleSport、失礼承知でエディ・メルクスにアポなし突撃面会
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英サイスポ4月号。これまで日本の自転車ファン界に多大な影響を与えてきた今月のチャレンジシリーズ*1。
フランドル地方の自転車界を、アポなしで突撃して回るというジャーナリストとしての評判に傷がつく覚悟の捨て身企画。
- メルクスのオフィス連絡するとたまたまエディ・メルクス御大の都合がついてそのまま面会がかなう。
- しかし事前予約なしのセールスマン状態の来訪に、メルクス御大は最低限無礼でない程度の丁寧さで質問にシンプル回答するのみ。。話題を広げようと一切しない。コーヒ―やクッキーによる歓待なし。唯一笑顔をみせたのはParis-Roubaix cyclo-sportiveに出る話をした記者の腹部ラインに目をやった時。雰囲気読み適当なところで切り上げる。
- Rik Van LooyのVlaamse Wieler School(自転車学校?)は閉まっていた。
- Tom Steelsらしきサイクリストかと思って呼びとめたら人違いだった。
- Robbie McEwenの家に何度も電話するが返事なし
- Allan Peiper宅に電話。本人ではない誰かが電話口にでて、切られる。再トライすると留守電になっていた。
- Centrum Ronde Van Vlaanderen(フランドル1周レース博物館?)へ。そこで過去同レースでルール違反のバイク交換により2位をはく奪された経歴をもつフレディ・マーテンス(Freddy Maertensに会い、博物館内のカフェで歓談。彼はNational Bicycle Museumのキュレーターとして入館者数を4倍にした実績を持ち、着任まもないフランドル1周レース博物館でも意欲的に働いている様子。そこで記者たちはロンデのコースを体感できるローラー台に乗ったり、BoonenとVan Petehemの間に立って穴から顔をのぞかせる記念撮影用の看板で撮影したり、500ポンド分でカフェの売店で大量のジャージ、本、ボードゲーム、フランドルの旗などを購入。
- Lucien Van Impeに電話するも、留守で戻らないと判明。
大変よくがんばりましたが博物館以外はしょんぼり感が漂うレポートでした(苦笑)メルクスの会社のオフィスでにこりともしない御大と恐縮しながら対峙する記者の人の写真が笑えた。。でも当日連絡して会ってくれるだけでも、メルクスさんて心が広い。
*1:勝手にポイント賞企画とか選手お面とか