ドイツ自転車界壊滅の危機（ミルラム、スポンサーシップ契約破棄を検討中）

チーム・ミルラムのスポンサーであるノルトミルヒ社のホームページ、プレスリリースのトップに掲載。
http://nordmilch.de/nm/web/en/presse/pressemeldungen/news_179.html

27.11.2008 | Statement sponsorship Team MILRAM
We hereby confirm that we are currently revising our cycling sponsorship. There will be no further statement regarding this topic at the moment.
We will inform the public about further developments.

「2008年11月27日　チームミルラムへのスポンサーシップについての発表
我々は現在、サイクリングへのスポンサーシップについて変更を検討中であることを認める。現時点でこれ以上の発表はしない。進展があれば、公表する」

radsport-news.com | Steigt Milram-Sponsor Ende 2009 aus?
Radsport Newsでは2010年までのスポンサーシップ契約のところ、2009年をもって早期終了を検討中、とありますが。

www.cyclingnews.com - the world centre of cycling
CNで引用しているFrankfurter Allgemeine Zeitungは即時撤退を検討中、とあります。
自転車競技へのスポンサー推進派の役員が最近経営方針の相違により退社したことが引き金では、ということらしい。

（・・・違約金条項は、もちろんあるのですよね？（T-mobileがステイプルトンのチームに払った2年分の運営費と同様の））

ドイツで、我々だけが唯一の自転車チームとなった。でも、もう誰も観ない

取締役会会長のOtto Lattwesenの言葉が寒々と響く。

• ドーピング問題とそれに伴う国内での放送中止ももちろん、やっぱり経済情勢の悪化する中、大幅に大型選手を新規獲得しすぎたというのも、経営体制が変わったときに改革対象になるのもしょうがないのでしょうか。。親会社の規模や業績は知りませんが、なんかちょっと過大投資になってるんでは（ゲルデマンとツィオレックの早期移籍による違約金も払うことになったし）、という感じになってしまっていたところ、経済環境が悪化したからなあ。。
• もう、来年、ロードレースはもちろん、ドイツ開催の6日間レース（とくに存続危機といわれているミュンヘン6日間？）も開催されなくなってしまうかもしれません。。。