tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

ボアッソンハーゲンの勝利と、ブライアン・ホルムの初夢


昨日、PC録画かけてるからと安心して遅く帰宅したらPCの電源自体がシャットダウンされてました。。orz

  • ボアッソンハーゲン*1の素朴な表彰式だけ見ました。まあ、若くて赤いほっぺ(クリス・ホーナーにつづく、赤いほっぺがトレードマークの選手になりそう)の彼がシャンパンファイト上手とはとても想像していなかったので(苦笑)
  • 彼はUKCSの比較対決記事「ガーミン対コロンビア」で「喧嘩が強そうなのはどっち?という項目で、グライペルと並んでガタイのいい選手として挙げられていたけど、昨日はいつもよりほっそりして見えた。(Wikiによれば1.81m, 76 kg )。

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今年の英サイスポ2月号に選手や関係者たちが年頭の抱負・希望を述べる「今年はこういう風にがんばります」な記事があったけど、コロンビア・ハイロードのBrian Holm監督がずらりと言いたいこと言ってる(この人だけ居酒屋で質問したんじゃないかな(苦笑)でもこういうことずらずらびっしり年賀状に書いてくる人っているよね。。←我が家には毎年来る。)

【以下、ホルムおじさんの初夢言いたい放題】

  • ツアーオブブリテンのあと、ポール・ウェラーリアム・ギャラガーと一杯飲みにいく(←ファンなのですね。。)
  • 晴れた日、Haute Savoieの丘陵地帯を新しいScott Addictに乗り、かっこよく日焼けしたシャープな脚、Raphaの一番クールないでたち、DeFeetのソックスでサイクリング。カヴとハモンドのところに立ち寄る*2
  • 聞いたことのないチームの、名前の読み方すらわからないような選手がジロの山岳で4勝もしませんように。(←それこわいです)
  • 「クリスマスツリー・ポッツァート」みたいに着飾る選手は2週間出場停止処分に。(←そしてこの次の頁には、アニメのヒヨコTweetyの柄のヘッドバンドにピンクのフレームのサングラスをしたポッツァートの写真が。)
  • オークリーから「ブライアン・ホルムスペシャル・シグネチャ・モデル」がでて、デイヴィッド・ミラーが俺に1つ欲しいとお願いにくる。(←お洒落が嫌いなのではなく路線にこだわってるらしい)
  • カヴがTVでF*ckって口走るのをやめてくれる。(←1回すつ罰金とればいいんじゃ)
  • オリンピックや世界選で「100kmのチームTT」という競技ができる。100kmのTTTほど美しい競技はない。ひたすら苦痛。(←自分はもう出なくていいし、オリンピックや世界選なら自分は指揮もしなくていい)
  • 山岳で遅れたやつらが時差ぼけやらお腹の風邪とかフライトのスケジュールやら心拍やらステム重量やら言い訳しなくなる。自分がデブなのを棚に上げて言い訳するとき、パンターニみたいに上れない理由はデブだからだったりするんだ。(←最近の若いもんは、、的なかんじ?)
  • 新しい理想のレース:スイスの道路、イタリアの食事、ベルギーの観客、スペインのホスピタリティ、スウェーデンのポディウムガールデンマークの移動。オーガナイズは英国みたいな元選手や関係者たちが行い、景色はアイルランド。TV放送はツールドフランス並み。ツールドロシアがそうなるか知らないけどな!(←スウェーデンのポディウムガール?)
  • 新しくプロになる選手たちはライセンスもらう前にみな義務として、サイクリングの歴史について勉強する。彼らがショーン・ケリーとかロジェ・デフラミンクとかフランチェスコ・モゼールとかフレディ・マールテンスなんかのお歴々と幸運にも遭遇することができたとき、彼らをちゃんと判別できるようにしてからレースに出す。(←運転免許更新のときに強制でみせられるビデオ講義みたいなかんじでしょうか。)

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ホルムさん、あなたがそんなに憂えても自分のチームの若者はその後、早速4月にこんな発言してますよ?
http://www.cyclingnews.com/news.php?id=news/2009/apr09/apr09news

ショーン・ケリー?サイクリングの歴史にはうとくて、、すみません。僕は乗ることだけがすきだから(ボアッソン・ハーゲン、Gent-Wevelgemの勝利の後)

  • ボアッソンハーゲンはファーストネームのエドヴァルドから、「エディ」と呼ばれているそうだけど、さすがに彼もエディ・メルクスは知っていたそうだけど、そのありがたみをちゃんと認識するように周囲は念を押していたらしい。

それから去年のツールの後。
カヴも去年のツール後のクリテリウムでFreddy Maertens に会ったとき知らなかった(でもすごい人というのを聞いてちゃっかりとサインをねだった)。


まあ一流選手目指してひたすら励んでいる若者には、観戦オタクや過去の名選手にあこがれる人だけではないですよね。(ウィギンスは観るほうも相当なオタクで、どの選手がどのレースを勝ったときに履いていたソックスはこれ、とかいう知識の宝庫らしいけど。。)
ただし、社会人となる以上はその業界で誰が偉い人で誰が偉大な業績を上げてきたか、ってのは一応踏まえておいてもいいかも。

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(ホルム氏の髪型)
↓カヴの紹介ビデオ。1分10秒〜30秒の間モヒカン頭を披露するブライアン・ホルムがでてくる。あとビデオ末尾のずっこけシーンに、カヴがボケて「あんたそれちがうやろ」と頭をポンとしてツッコミするのがホルム氏。

  • カヴとホルム氏はモッズファッションが好きなことで意見が合うようです。
  • ポッツァートにしてみればこんな頭の人にあれこれファッションのこといわれたくないような。。

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(ちゃんと仕事もしてます:チームカーでの奮闘ぶり)
http://d.hatena.ne.jp/tannenbaum/20090409

*1:ボアッソンはミドルネーム的なものらしいhttp://d.hatena.ne.jp/tannenbaum/20090408のですが、それを苗字のようにJスポは扱うことにしたのですね。。

*2:drop Cav and Hammondとかいてるけど、Heute Savoie県はカヴたちが同居するブリュッセル郊外からとても遠いので、彼らを振り落とす、という意味なのかも