tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

クラシック最強チーム、今季ここまでほぼ不発

(RVVは事情により視聴できず。木曜日の再放送を待ちます。つまり、この記事はレースを見ないでサイトを巡回して書いています)

  • エキサイティングなすばらしいレースだったようですね。生で観たかったな。
  • ところで、翌朝ウェブでリザルトを見ると、え、この顔ぶれ、本当にRVV?(ごめんナイエンス)とか思ってしまったのでした。
  • ハモンドはジェレミー・ハント等と共にコッペンベルクあたりまで逃げてたのですね。。去年7位でも、protected riderにはなれず、、なところがクラシックスペシャリスト揃いのチームの辛いところ(涙)。だけれどまあ、チームの中では気を吐いたということになるんでしょうか。


(photo: Graham Watson)

  • そしてGarmin-Cerveloの姿がトップ10に見えず。もしや勝負どころでエース級がトラブルに?と思ったりしたのですがそういう記載もなく。

【レース後のヴォータース監督のコメント】
2011 classics season a frustrating one for talent-rich Garmin-Cervélo - VeloNews.com
Vaughters explains Garmin-Cervélo tactics in Tour of Flanders

  • ヴォータース*1が終盤無線で指示した戦術が今回は当たらなかったとか。
  • シャヴァネルカンチェラーラを追うグループにファラーとフースホフトが居て、ファラーが自分は引くべきかと聞いてきたとき、フースホフトは「自分は調子がよくない」といった。追走グループの中で二人しかいない。逃げの面子は強力。そこで表彰台を狙ったスプリントのために脚を残すように指示したとのこと。チョイスはなかったそうで。

  • 私はこの動画でフースホフトの表情が硬くて暗いのが気になりました。脚が攣っていたようですが、このレース手ぶらで終わった責任を感じているんでしょうか。
  • 戦術云々にかかわらず、ベストコンディションでエース級を前に送り込めなかったのでは致し方ないですかねえ。
  • ちなみにもう一人のエース、ハウスラーは去年怪我でレース欠場が多かった影響で、まだ本調子に戻る途中であるとのこと。彼が元のコンディションに戻るまでの使い方が難しいですね。先日はアシストしてましたが。
  • この消極的作戦について今日あちこちでヴォータースに批判の声があがっているようで。。。。駄目になっても華と散るほうがファンの心は掴めたんでしょうか。
  • まあそれだけ期待していたんでしょう。いくら強力なクラシック要員が勢ぞろい、とはいってもRVV自体特に圧倒的優勝候補の選手はいたかな?(パリルーベのほうが可能性ある選手が多いのでは?)という説も。
  • 最初アーガイルではじめたときは「クリーンな選手だけで、できるところまでやってやろう」的だったのに、すっかり大物チームになっちゃって。なんていうコメントも。

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Ochowicz pleased with BMC's Tour of Flanders performance | Cyclingnews.com
対する米国のライバルチーム(チーム国籍はちがったと思うけど)のBMCは追走集団を積極的に牽引し、表彰台は逃したものの、監督のオショヴィッツ氏は満足そう。Garmin-Cerveloについては「意外だった。レースを作らなければ勝てないのに」とコメント。

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Nuyens takes epic Tour of Flanders victory - Cycling Weekly

  • びっくりしたのですがフレチャをアシストしながら終盤奮闘したらしいゲラント・トーマスがトップ10入り。あと今年にはいってからドミニク・ローランもがんばってる。
  • あと、去年もそうでしたが、このレースをカヴが走っていることにあとで気づいた。。

*1:顔が丸くなったなー。人相変った