tannenbaum居眠り日記💤

シロート観戦者による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

[シクロクロス]静かなるパウエルスはクランクを通じ脚で叫び続ける

Kevin Pauwels: The quiet man from Ekeren - VeloNews.com

  • パウエルスはジュニアもU23とも世界チャンプ経験者であり、父親も現役中たくさんの勝利を重ねたJoseph Pauwels(現役期間70年から83年)。
  • しかし彼を語るにおいて、もっと重要な要素がある。兄 Tim Pauwelsは2004年にレース中に失神した二週間後、Erpe-Mereの側溝にクラッシュした状態で発見され、そのまま帰らぬ人となった。医者によればクラッシュ前に心停止していたはずとのこと。
  • このことは若かったケヴィン・パウエルスに重大な影響を与えたと周囲の人々は言っている。
  • 彼は普段から、今回の優勝時同様とても口数が少なくて物静か。しかし兄の悲劇の後もトレーニングは続け、SuperprestigeのU23カテゴリーで常時表彰台に上っていたが08年にプロに。
  • その後才能の片鱗を見せてはいたが、Stybarによれば「もっとできるはずの局面で受身になってしまう」走りだったのだとか。レース中「今だ、一緒に飛び出そう」とStybarがパウエルスに声をかけても、後ろについているだけのことが多かったのだとか。「たぶんさらに自信をつかめば、昨年のZoldeのワールドカップのときのように彼は走り去って、われわれから見えないところまで行ってしまうだろう」
  • ということで昨年のZolder以外はいつも上位のわりに大勝利には結びついていなかったらしい。そこへ先日土曜日の勝利。
  • 勝利後のパウエルス、インタビューのときに、ベルギーの報道陣の前では自分で話すけれど、英語圏のインタビューには社交的で自信にあふれたヴェルヴェッケン(元世界チャンプ:今はチームのスタッフなのか?)にささやいた言葉を、ヴェルヴェッケンが適宜脚色して?英語でほがらかに通訳していたようだ。
  • レース外ではシャイと社交的という正反対な二人だけれども、レースでの立場は似ている。ヴェルヴェッケンのほうは当時のエースワレンスに、パウエルスはスティバーの陰にかくれて、FIDEAのジャージを着ているところが共通だと。

パウエルスは、クランクを通じて叫び続けるかぎり、マイクロフォンの前で多くを語る必要はない

http://www.sporza.be/cm/sporza/wielrennen/veldrijden/101121_Wuyts_over_Pauwels

  • ちなみにパウエルスは2012年までFIDEAとの契約が残っているが、最近Sunwebへの移籍を認めたとかなんとか。一説ではStybarがどこかに抜ける話があり、Stybar残留ならパウエルス手放してよいと、Stybar移籍ならPauwelsはFIDEAに残したいということらしい。
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