フォナックの人事は、とにかくプロチーム入り優先
昨日、フォナックのキャンプは和気藹々。と書いたばかりだが、監督とコーチは双方合意のもと契約終了させ、新たにルランゲ氏という人物がマネジャーに就任することになったらしい。
- Phonak parts ways with Freuler and Pino(Cyclingnews)組織能力にすぐれた新マネジャーの任務はとりあえずロビイング活動ということらしい
- フォナックの人事異動砂田さんの日記によると新マネジャーはツール・ド・フランスの主催会社であるASOでルブランの後継者になるのではと砂田さんが目していたほどの出世街道にいた人らしい。
そのあと、出世街道を行って今ではかなり偉くなり、2年前のリエージュではレースディレクターを務めたし、ルブラン不在の時はレースを仕切った。昨年のパリ〜ツールでレース中に僕を呼び出し、カメラマン会議の欠席を注意したのも彼である。
今の常任ポストはレース無線放送で、世界選でもここ数年は彼が担当していた。
僕は将来彼がルブランのポストにつくのではないかと思っていたから、いきなりチームマネージャーになって、本当にひっくりかえりそうになった。まだ34歳である。
政治力でフォナックをプロチームに入れること、そのための人事のようですねえ。でも選手たちが動揺してるようなのはよくないなあ。当面ワイルドカード獲得と来年からプロチームに入れるようにすること。これが新マネジャーの使命のようで。