tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

ラスムッセンの陥ったナーバス地獄

昨日放送の中で触れられていたかもしれないけど、私ほとんど寝ていたので(苦笑)、、。
7月25日付CNの記事
読んでうーん、となりました

平常心
って簡単にいうけどいざとなると難しい。

ツール第20ステージ、落車二回、メカトラブルもあって悲しい結果に終わってしまったラスムッセンは、昨日のパレード後、どうやって落胆に対処したかという問いに「スポーツディレクターたちと何がいけなかったか話し合った、レース後マスコミと話さなかったのは良い決断だった、自分のためによく働いてくれた人たちにひどい言葉を発するところだった」と答えたようです。

  • 山岳スペシャリストだったローラン・ジャラベールによると:
    • ラスムッセンは最初の落車後、後輪がおかしいという考えにだんだんと取り付かれてしまっていた、パンクしていないにかかわらず彼は止まってしまったに違いない、メカニックは悪くない、彼らは何故ラスムッセンが止まったのかわからなかった、それで新しいバイクをもって行った」
    • ラスムッセンは二台目のバイクに違和感を感じてもそれを忘れて全速力で走るべきだった、ステージの終盤にクラッシュしても普通は怪我の治療はあと回しにするはず。」
  • ラスムッセンはマニアックなまでにメカのセットアップにこだわるタイプだったのだがそのこだわりの犠牲になったと。
  • ちなみにラボバンクのスポーツディレクターによると、二番目の自転車には問題がなかったが、ラスムッセンは最初のバイクを戻すように叫んでいたという。。
  • ラスムッセンはそのステージのフィニッシュのあと一人でハイウェイを走って頭を整理した。。それで

In any case, there is no need to blame anybody but myself for what happened,"

と考えられるようになったとか。(すぐに自分をとりもどせてよかったねえ)

  • 但し、彼の水玉ジャージ姿とともに今回の記憶は彼自身と世間の記憶の中にしばらくは残るだろう。。


いやー、人生勉強になりますねこういう話。。ラスムッセンも最後のパレードでは明るい顔になっててよかったよかった。今度は強靭な精神力の選手になってまた沸かせてほしいね。