ベッティーニの沈黙が雄弁に物語る、イタリアチーム内の混乱
ペタッキはどうしてたんだ、というのが大きな疑問だったわけですが、イタリアはプランAからプランBに切り替えるタイミングを逃したようです。
Procycling
などに出ているドタバタ劇。
- 昨日の世界選ゴール後、ベッティーニは報道陣に何も語らず激怒の様子だったようです。
- 11人いた逃げグループの中で、あんなに有力視されていたイタリア勢がベッティーニ一人だけ。。。(みんなペタッキのほうに回ってたのか)。
ペタッキはラスト二周になってから足の重さと風とsinus problem*1(鼻炎?)を訴えていた。
- Ballerini監督はレース後、ペタッキの不調を知ったのはファイナルの周回になってからだ、といっているが、マルコ・ヴェーロによると彼はもっと前からそれを指摘していたといっている。
- ペタッキ不調を悟ったポッツァートは最終周回で逃げ集団に加わるか迷った挙句結局ペタッキのほうについた、とか、
- 最終周回の途中でベッティーニに自分のために走れ、と無線でいったのは監督ではなくペタッキだったとか、、
- ベッティーニのほうはラスト10キロになってから「自分のために行け」というなんてプロとしてどうか、とペタッキに対し怒っているとか。
監督が早めに指示を切り替えて前にあと一人二人でも送りこんでいれば…、監督はペタッキが鼻炎ごときで足が止まるなんて思いたくなかったんだろうか。。しかし。酸素をとりいれる器官ですからね。。。その判断の遅れが命取りになったか。。
レース前、けっこう和やかそうなぺ様とツァベルぺ様鼻を拡げる器具を付けてる。