フェルスターの山越え日記@ブエルタ第9ステージ
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日記名人、ゲロルのスプリンター、フェルちゃんの山越え。僕らは生き残った!いい気分だ!
- 15-20km程度のところですでに帰る気持ちになっていたが、監督がもうちょっと走ってみよう、と説得。ルームメートのStraussに「ただ走ればいいんだ、考えるな」と励まされる。
- チームメートのMarkus FothenとHeinrich Hausslerに追いつき3人で次のフィードゾーンでのリタイアを計画。しかし、その前にペタッキグループに合流、楽な道に逃れたいのは自分たちだけじゃない。
- 自分がやめてほかの14人がフィニッシュしたりしたら、もう自分の顔を鏡で見ることはできないだろう。と走り続ける。
- 最後から二つ目の上りで好転。自分のリズムで走った結果、グルペットより少し早いペースに。頂上に着くと、一か八か、下りカーブも時速80-90kmで下った。Hausslerとフェルスターは下りが得意。怖くなかった、ただ、楽しかった。そして集中した。確かに、危険だったけど。
- トリオは最後の上りを32分遅れで上りきった。
144 Heinrich Haussler (Ger) Gerolsteiner 32.37
145 Robert Forster (Ger) Gerolsteiner
151 Markus Fothen (Ger) Gerolsteiner 34.34
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163 Marcel Strauss (Swi) Gerolsteiner 38.40
確かに、ヴィノやバルベルデたちの走りはすごいけど、チームメートのStraussだって彼ら以上によくやった。彼は205kmを誰よりも後ろで走り、8人グループ以外誰も見かけなかった。そんな中で走るのはすごく気力が要ること。この6時間で人は何歳も年ととるほどだ。身体的ストレスだけじゃなくて、メンタル面で、自分と戦うんだ。
うーん、確かにTVでみていた昨日のステージ、最初の何人かのあと、ぜんぜん後続がゴールにこなかったもの。本当にいつもやめたいほど辛いのですよね。。
168 Enrico Poitschke (Ger) Team Milram 39.09
169 Marco Velo (Ita) Team Milram 39.26
170 Alberto Ongarato (Ita) Team Milram
171 Alessandro Petacchi (Ita) Team Milram
この人たちはどうやってペタッキを励ましたのでしょう。。。