オラフ・ルードヴィヒ苦悩の心中:
春のクラシックレースで選手の反目が(編集中)
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CNにロングインタビューが。
- とりあえずしばらく自転車界からは距離をおく、っていうかチームから契約解除されたとき、新しい自転車チームにスポンサーなんて見つけられない時期(06年夏)だった。
- はじまりは春クラシック。
- チームはシーズンの良好なスタート(春クラシック)とツールの二つを目標としていた。マッツォレーニとゴンチャールはツールに照準を合わせることとなったので、残るイワノフ、クリアー、ヴェゼマンに期待がかかったが、彼らの仕上がりは十分でなく、私が批判したことが彼らの気にいらなかったらしい。
- 不穏な雰囲気は広がり、ツールで頂点に達した。そしてオペラシオン・プエルトでキャプテンのウルリッヒとセビーリャを失う。
- クレーデンがキャプテンに昇格したが、マネジメントと選手の交渉役となったのは彼でなく、クレーデンの補佐役マティアス・ケスラー。
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ケスラーがチームの「リーダー」となったことについてのツールのときの記事。
- 古典的なキャプテンであるウルリッヒがいなくなって、ケスラーの立場が明るみになったが、ケスラーによると、ウルリッヒがいたときから、戦略やトレーニング方法について彼と話し合って、彼にこうすべきだ、と進言していたとか、南アトレーニングに行くよう強くプッシュしたのも彼だったと。
- 以前はChristian Henn が「キャプテンじゃないけれどチームリーダー」の役割を果たしていた。
- クレーデンは素晴らしいサイクリストでグランツールで有力な選手だけど、競技外のことで動揺しやすい。それで自分がそういう役割を買って出たんだ。ほかのライダーや監督と話すべきことがあったとする、クローディーは僕に意見を伝え、僕が彼の意見を伝達する。そうやって彼の負担を減らしてたんだ。
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(ルードヴィヒのインタビューに戻る)
- ツールの第11ステージ、ピレネーで選手達はマネジメントの指示によらない走りをする。最後から二つ目ののぼりで、ケスラーとクレーデンはMichael Rogers, Eddy Mazzoleni and Patrik Sinkewitz, とケスラー自身が動き、テンポを上げ、集団をばらばらにしてクレーデンのリードを広げようとした。しかし、それは成功せず、上記選手達は最後ののぼりでクレーデンを一人残してばらばらに千切れていくこととなった。クレーデンは力を使い果たしており、腹痛まで起こして1分半の差をつけられてしまうこととなる。
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クレーデンが「フロントがベンチがアホやから野球ができへん」といった記事(違)。マネジメントがあんなに無能じゃなければ僕はツールで勝てた。と言ったのに対して、
ルードヴィヒは、確かにクレーデンはツールで勝てただろう、ケスラーと彼が自分たちの利害ばかり追求しなければね。と。ピレネーで選手達は勝手な走りをしたと。・・・
(つづく、、かもしれない)
つづきは黒崎さんのところでごらんください。
Jan Ullrich2006