tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

パリ〜ニースは泥沼模様

article 2.1.009 of the UCI regulations


only the UCI Continental teams of the country, regional and club teams, national teams and mixed teams may participate in national events. Mixed teams may not include riders from a UCI ProTeam [ProTour team]."

話し合いに失敗したUCIは、パリ〜ツールにプロツアーチームがでることはゆるさん、とお触れを出した模様。
チームたちはいったいどうせよというんですかね?パリ〜ニースの場で、プロツアーチームの戦いをみたいと思っているファンはどうすれば?このレースでの活躍を狙って調整してきた選手は?
なんかもう、うんざりです。。
レースオーガナイザーもUCIもぜんぶ一旦クビにして、レースだけ新しい第三者の組織によって運営してもらいたいくらいです。

Hammond and Rider's Council back ProTour in Paris-Nice row
ライダー会議CPAの代表たちは、プロツアー制度の趣旨としては(現行制度に問題あるにしても)賛成であり、問題があるからといって強硬手段でユニベットを排除するようなやりかたはよくないと。

  • まずルールがある、それを守るのが当然である。問題があるのであれば民主的な手続きを経て改善すべきであるというのがハモンドがCNのインタビューで語った主張で(学級会のクラス委員長のようにまともな発言)、至極もっともなのですが、そもそも従うべきルールの下に自分たちはいないよー、UCIとは関係なくボクたちは勝手にやるもんね、といわれたらどーしようもない。
  • あと、上記インタビューでハモンドが語っているところによると、今はプロツアー制度に賛成な選手も反対な選手もいるけど、みな、いままではうわさに踊らされるばかりで、この会議のときのようにUCIから直接じっくりと説明を受けるような場がぜんぜんなかったといっていて、CPAは今後そのような情報を伝達するはたらきをしたい、と言っていた模様。(しかしこれも、CPAのメンバーが正式に選挙で選ばれたものではないので、影響力としてはどうでしょうね)
  • このインタビューの時点では「選手たちは、とにかく事態が平穏に決着することを祈っている」と言っていましたが、それもかなわなくなったということですよね。

(しかし、どっちの側の主張にもとづいてもユニベットは出られないのですよね。。)