tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

ハウスラー「カデル・エヴァンスのような生活」と過去の飲酒癖

古い1月の記事だから世間の皆様はもう知っている内容かもしれないけれどハウスラーのレース再復帰にあたってのCN記事に過去のリンクがあったのでちょっと読んだ。見違えるような締まった体型になって大活躍した彼の2009年はプロ生活で初めて「シリアスに努力した」年だったらしい。
Haussler focused on classic success after "wasted" years | Cyclingnews.com
ゲロルシュタイナーにいたときのハウスラーってむっくりした顔で、今とぜんぜん違う。どこかのんきそうな雰囲気だった。
(photo: tannenbaum@2007年ツール チームプレゼンにて)
でもその時代は「当時の自分は、真剣さが足りなかった。キャリアの4-5年をみすみす無駄にして、お酒とパーティーにうつつを抜かしていた。」時代だったらしい。で、その後「自分の身体を尊重し、いかにプロとしての生活態度を保つか」を学んだのだとか。彼を駆り立てたのは、サーヴェロへの移籍で「サストレやフースホフトらのようなライダーと走るにあたって、彼らを失望させたくない」というもの。この冬はまさに修道僧のような生活でこの1月のインタビュー時点でさらに体は引き締まったものだった。友達には「カデル・エヴァンスのような生活をしてるんだ」と言っていたらしい。「100%努力しないと、このレベルにはついていけない」移籍がこんなに彼にモチベーションを与えたとは。

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その後、体調はよさそうなのにクラッシュが原因の膝の故障を繰り返し、ついにドイツで飲酒運転で捕まってしまったようだけど、過剰な飲酒癖が単核感染症の原因にもなったと本人がいうほどの酒量だったようだし、つい、先日の飲酒事故が心配になってしまった。相当な覚悟で改心した結果の去年いきなりの大活躍だっただけに、ここは、あまり欲に囚われず、冷静に復帰を狙ってもらいたい。

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しかし、「カデル・エヴァンスのような生活」(=修道僧のような生活)、という表現がなかなかツボにはまった。オージーの間では、もしくは選手の間ではすでに常套句なんだろうか(苦笑)まあステキな奥さんが誠心誠意応援してくれるからねえ。