怒りのアンディ
あれ、待たないのねー。
- 総合争いウォッチには気合を入れていなかったのだけど今回の事件は目をひいた。
- いままでほわーとしてかわいくて、お兄ちゃんとセットで動いていた感のある青年が一段大人になるのを見たような気がしてドラマを感じて感慨深かった。本人には可哀想な状況だけど。
- ブーイングされてんのに、客席にむかって通常どおりのバキュンするコンタドールの徹底振りにはシャッポを脱ぎましたよ(←どこの表現だよ。。)
- ってあの二人、和気藹々で話してる写真とかけっこう見た気がするけどなー。
通常時は円満にお付き合いしている間柄でも、いざ、という場面の行動は、何かされたほうは根深く忘れ難いし、以降の人間関係に響くのよね。よく相続争いのときなんかに見るパターン。
そういえば、ランスが沿道の子供のもってたものにひっかかって落車したとき、以前カーブを曲がり損ねてコースアウトしたのをランスに待ってもらった過去があるウルリッヒは待ったけど、ランスからはあとでウルリッヒ最初は行こうとして、誰かに(ハミルトン?)にたしなめられて待ったんだろ、とか厳しい突っ込みが入ってた。けどまあ、待ってもらって、それで自分のときも待ってあげて、という一応美しい図式はあった。
- もし紳士協定が過去のものになり、こういうのが今後のトレンドになっていったら、ちょっとさびしい。
あのときはどうだったこうだったというあれこれもやもやごたごたもまたロードレースの面白さなんだろうけど。
======
関係ないですが、今日のCTVはマーティン・マクドナルド。こんなドラマがあるからツールは面白いんですよねーとアンディのファンが怒りそうなことを言ってた彼が自転車競技にはいるきっかけになったのは、(80年台に)ツールでロバート・ミラーが山岳ステージをとったのをみて、インスパイアされたことなんだそうな。ロバート・ミラーさん(現在女性)が当時のマーティンさんのヒーローだったのですね。