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tannenbaum居眠り日記💤

シロート観戦者による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

シクロクロス東京に来日選手机上チェック (女子)

お台場のレースにやってくる海外選手について少し前にUCIのリザルト表で最近の戦績チェックしてたので、メモに残しておきます。UCIランキング自体は地域や国によって同じUCIレースでもレベルに相違があるので、単純に比較には使えませんが、同じようなレースに出ていれば参考になりそうですよね。

【女子】

Lucie Chainel

旦那さんのスティーブとともに来日するフランス国内タイトルを複数回獲得している選手。

・ゾルダーで15位
・日本人も出場したホーヘルハイデでは38位。
・世界選18位

やっぱりさすがです。格上な感じ。

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 Emily Kachorek
今シーズン冒頭の北京CXの第一ステージでスプリントで勝利しています。きっぷのいいアメリカのお姉さんという感じ。スクイッドバイクスの中の人のようです。

・北京では第一ステージ1位、第二ステージ2位
・しかしながらほかの選手と同じレースはほかに見当たらず。世界選にもワールドカップにも出ていない様子。
・オージーや日本の選手たちよりも北京で上位だったというのが有力情報だと思います。

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 坂口聖香

世界選のカテゴリーは違うので比較てきないのですが、ホーヘルハイデ42位で、Lucie Chainelに迫っています。期待!

 

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今井美穂

・ホーヘルハイデ51位
・世界選30位

オージーたちと武田和佳選手より少し上のリザルトです。見せ場が期待できそう。

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Naomi Williams

・北京では二戦とも4位。武田和佳選手のすこし前。
・ホーヘルハイデ57位。
・世界選32位。

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武田和佳

・北京では7位と8位
・ホーヘルハイデ61位
・世界選35位
Williams選手にとても近いリザルトなのが注目。
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Rebekka Locke

オーストラリア国内チャンピオンです。

・北京では6位と10位
・ホーヘルハイデ64位
・世界選36位
・ちなみにLucie ChainelがでているZolderd51位

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【机上で予想される見どころ】

・優勝候補Chainelにどれだけ迫れるか、坂口、カチョレック

・オージーたちと今井、武田の争いは拮抗するのでは?

というところでしょうか。

 北京のレース後のレセプションで、似たような位置を走って楽しかったよ!とオージーたちのテーブルに挨拶にいった武田和佳選手との記念写真。

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シクロクロス版閣下の怒り動画とコース難易度

このヒトラー映画のワンシーンを使って何かに怒りをぶつけるおふざけビデオ、いろんなバリエーションが出ていますが、シクロクロスをネタにしたものもあったんですね。。ニッチだけど面白かった。

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ローディーたちがその脚力だけで席巻するようなイージーなコースになったと聞き、レースプロモーターへの不満を露にする根っからシクロクロス好きの閣下。

その背景にやむを得ない事情があると説明する部下にぶつける怒りの言葉の数々、晩酌のついでに適当に訳してみました。

(2日前に仕事で2時間半にわたるしつこい会議の記録を書面にしたばかりなのでこういう作業をする癖がついてしまったらしい。。)

www.youtube.com

(新しいシクロクロスのシリーズ戦開催地について部下の報告を受けている閣下。いくつものステージがあり、ナイトレースもあるようだ。)
・よろしい、あのあたりのコースは由緒のあるものだ。ハードな漢のコースだ。

(目くばせし合う部下)

(部下) 閣下。。プロモーターがコースからサンドセクションを、、、サンドセクションと、オフキャンバーと、階段の登りをコースから外しました。
(部下) 基本、コースはコーナーの少ない2㎞のフラットコースです。

(震える手で眼鏡をはずす閣下)

・冬用スキンスーツを持ってないもの、Adri van der Poelの名前を聞いたことがない者、gravel grinders race*1に出てるやつはここから出ていけ。

(数名のみ残る)

・なんてことしてくれたんだ!?!

・わしは代車用バイクに45万円使ったところなんだぞ。

・先月はあまりにもたくさんのタイヤを貼ったから、メッサーシュミット戦闘機のパイロットよりもハイになってしまったぐらいだ。

・インターバル練習を激しく吐くまでやったさ。

・一体何のためだったんだ。

・筋肉ローディーのやつらがわしに屈辱を与えに来るのか?

クリテリウム怪獣たちと難易度低いコースでお付き合いしろというのか。

(部下) 閣下、エントリー数の低下です。人々はコースがどれも厳しいと愚痴っていたそうです。

・コースは難しくあるべきなんだぞ!

(部下) しかし、プロモーターはコースを簡単にするしか選択肢はないと考えたようで。。

シクロクロスのコースが簡単になったら、ロードレースになってしまうじゃないか、二時間ぐるぐるやって、互いを風よけにしながらエナジードリンクをすするんだ、で、ゴールの500M前になったらスプリントの準備をして、勝負時が来たとかいうんだ。

・やつらはあほくさいシーズンのあとにこっちになだれ込んできて、わしらのパーティをぶち壊しにするんだ。わしはロードレースに泥がないなんて文句いったことはないぞ。

・奴らはワット数と直線でのパワーが超カッコいいいって思っていやがる。

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バイクからコケずに降りることすらできないくせにな。

・どうせ、プロモーターはシケインだってコースから取り除くんじゃないのか!!

・そんなコースでどうやってわしが表彰台に登れるなんて思う?

・原始人みたいなまぬけたちがシリーズ戦を席巻するんだ。

・ローディーたち、やだやだ!

・シーズン開始が早まって、9月初旬の天候が穏やかな時期にクロスのシーズンが始まったりするのは、やつらをのさばらせるだけだ。やつらはピークの状態でやってきて、わしらを撃破するんだ。

・もし、真のクロスのコースがあれば。

・真のクロスのコースさえ用意されていれば、わしはあいつら全員をやっつけることができる。
・なのに、わしのできることといえば、ラップされないようにすることぐらいだ。

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(ねえゲルタ、私閣下の言ってることもフロントブレーキは右側っていうのもわからないわ)

 (息切れしてハアハアいう)

・わしのシクロクロス用Zipp404ホイールたちと色んなトレッドのタイヤ達になんの意味があるというのか。

・そんな弱っちいコース、25㎜のRubino Proでも十分走れるぞ。

・毎年わしはクロスのシーズンが来るのが楽しみだったんだ。

・クロスはハードな男たちのゲームだった。でもあいつらがそれを腰抜けのための腰抜けなスポーツにしてしまった。

・メカニックに言って、わしのディレイラーを外せって言っとけ。安いビールひっかけて、シングルスピードに今年は出るさ。

・ヒゲでもはやして、皮肉っぽくやるさ。

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きょうのコースはツルペタだから、ローディの○○さんが勝つんじゃない?俺はきょうはムリ、とか言う発言が出るコースは日本にも確かにありますけど、シリーズ全部となるとそれはさすがに。

いま米国でイージーコースで脚力だけで勝ててしまうレースが増えて不満を募らせる生え抜きシクロクロス選手が増加しているのか、わたしには分かりませんけどー。

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閣下も夏場はロードレースにでているようですが、道場破りするぐらいの気概があると良いですねw 

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いっぽう、Bieles世界選手権のコースが難易度高すぎて、機材や選手、レース展開へのダメージが大きくゆきすぎではという声が出ているようで。

厳しすぎるコースで、幼児のようにヒョコヒョコクリアする世界のトップ選手、辛くて涙を流す女子選手、個人的には特に見たいと思う光景ではなく。

彼らの技術と脚力による勝負をバランスよくカッコいい形で見せてくれる、そんなコースが観客のわたしには望ましい(←言うは易し。。)

まあそれはトイレを増設したり表彰台の副賞を豪華にするよりさじ加減が難しいものかもしれませんが。

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そういえば幕張のレースのとき、米国の自転車開発者のかたと少しお話しましたが、米国から見た日本のシクロクロスはテクニカルなコースが多い傾向と見られているようです。そうなんですね。

*1:グラベルグランフォンドみたいなんですが、どうしてここでこのレースに出てくる人が追い出されるのかわかりません。シクロクロッサーではない証拠みたいなもの?よくわからん

Sanne Cantの宿願達成と女子サイクリングに投じた一石(世界選手権2016-17女子エリート)

世界選手権が終わりましたね。。一番印象に残ったのはやはり、Marianne VosとSanne Cantの一騎打ちでしょうか。

http://www.cicloweb.it/wp-content/uploads/2017/01/17sannecantwcbieles-990x660.jpg

(Cycloweb. it より)

怪我による長い欠場(2年ぐらい?)から12月のレース復帰後すでに手の施しようがない圧勝シーンを見せつけてきた、ロードもトラックもMTBもすべて強い女王様、8回目のタイトルを狙うMarianne Vosに、スタートでは後方に沈んだけど諦めないで上がってきて食い下がるまだ若いシクロクロッサーSanne Cant。

www.youtube.com


独走状態だったVosにさすがに追いつくのは厳しいかと思ってた最終周回なかば、8秒差くらいだった時、まさかのVosのチェーン落ちでふたりは合流。その後は転倒しやすいコンディションの中肩と肩をぶつけ合うような競り合い、見ているほうも悲鳴をあげそうでした。

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最初から前で走っていたのならともかく、スタートでかなり出遅れていたカントだったので、追い上げてきた、というところも踏まえるとものすごい気力。

チェーン落ちのお陰で独走レースからガチンコバトルになったわけですが、その後の戦いは今後も語られる屈指の名勝負になりそう。ライブで観られてよかった~。

トップクラスの選手も慎重に走らざるを得ない難しいコースで、シクロクロスのテクニックに長けていたカントのほうがVosよりも今回のコースに向いていたということも言われていますね(フィニッシュストレートも短かった)。Vosも出場者のなかでCantが一番テクニックで優れていて、彼女にこのようなテクニカルなコースで勝つのは難しいことだったと言っているようです。

cyclingtips.com

Cantは若干群雄割拠な感もある昨今の女子選手の中でここ2年くらいワールドカップもSuperptestigeもBpost Bank Trophy (DVV) も洗いざらいタイトルを取りまくって一歩リードしてきたけれども、どうしてか世界選のタイトルは縁がなかったんですよね。

Sanne Cant - Wikipedia

戦績にはいろんなタイトルが「1」ばかり。さぞ、今回こそアルカンシェルを獲りたかったことでしょう。

https://31.media.tumblr.com/930276bc314dd3cfe9f9333f389c8872/tumblr_inline_nj688tXbQv1rh7ox7.png

(California Streamingより)

覚えているのは2015年の世界選手権。フランス人の女子度も脚力も万全な(きらきら)ロード世界チャンピオンポーリーンPauline Ferrand-Prevotにゴールスプリントで敗れ、表彰台で全身全霊がっかり全開、なりふり構わず悔しがっていたサナ。
それと比べてメークもリザルトもばっちりの勝者ポーリーンとの対比の鮮烈さ。このときカントの「素」な感じが強い印象となった。

www.youtube.com

(2015年で2位になった時の世界選手権の動画。ロードの世界チャンプでもあったFerrand-Prevotにスプリントで敗れた。)

このときのサナは敗戦の弁のなかで自分はシーズン冒頭から毎週沢山レースを走ってきてFerrand-PrevotやVosのように12月からクロスシーズンをはじめた選手と比べると、1月終わりの脚のフレッシュさで自分はかなわないのも当然。とパートタイム兼業選手との不公平感?に愚痴モード、だったような。

www.sport.be

まあその後も負けたくないオーラの凄まじさには定評があり、前を走る選手を追うときの眼が「おれの前を走るやつはころす」っていってるみたいだ、と友人たちの間で評判になるほど。
最近はそれでも、メリハリが効くというか、存在感を殺すときもあるような?感じを受けていた。

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優勝決まった後の今回の表情は2015年同様に「素」で、そして素晴らしかった。。ここ数年どころではなく6歳から20年間抱いてきた宿願の達成。わたしも彼女の喜ぶ様子を満喫した。

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と書いたところで上の2015年の表彰式の写真を取り上げた米国女性のブログをすこし斜めに読んでみたけど、当時そのときのカントの表彰台での態度が「プロ意識低い」とか言う向きもあったんだね、このブロガーさんの意見では全身全霊をつぎ込んだレースの後、表面取り繕わない表情を見せることで、カントは女子サイクリングを見る世間の意識に一石を投じてくれた、という意見のようだった(ていうかこのアメリカの自転車ファンの人久しぶりにこのアイコン写真見た)

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綺麗さキラキラを徹底する人もいて、粗削りな「素」が個性の人もいて、その色とりどりっぷりも女子サイクリングを見る醍醐味のひとつな気もします、。(雑食)

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いつも穏やかな印象を受けるVosがあんなにはっきりくやしさをにじませていたというのも印象的で。今後の彼女たちのバトルを見届けたいです。

直後のレースではVosがCantに勝ったみたいですね。連続ドラマシリーズは続く。
(ちなみに私はなぜかナッシュ姐さんがお気に入りですが、彼女も遅れたあとの挽回すごかった)

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(関係ありませんが、クリームチーズをリードペーパータオルかガーゼでくるんで、その上からみりんを混ぜた味噌をぬりたくって数日置いたものはまさに「醍醐味」です)

www.meg-snow.com

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・・ということで一時期友人の一部に好評だったサナちゃんの眼鏡っこ写真。最近の写真には出てこないなー。普段もコンタクトにしたのかな(※すみっこネタミーハーブログです)

http://www.sport.be/media/photos/2015/januari/cantprv.jpg

(Sport.be より)(誰です、鬼太郎って言ってる人は)

 

 

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日本の女子選手の表彰台も個性豊かでいい感じですよね!
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イタリア庭園に今年も消えたToon Aertsの世界選

大寒波襲来の週末、厳寒スノークロスに出撃の皆様、お疲れさまでした。万が一にも月曜日提出厳守の仕事に穴をあけられなかった私は現地観戦を見送り、そのぶん余った体力で自宅で夜のワールドカップ観戦を(レースに行った日は大体起きていられない)。


Elite Men's / 2016-17 Telenet UCI Cyclo-cross World Cup – Fiuggi Regione Lazio (ITA)

Youtubeがうちのケーブルテレビのチューナーでみられるのでリビングでどっかり座り。。ではなく、台所のカウンター越しに明日からの常備菜つくったりしながらレースを見ていました。お勝手から見るのにうちのテレビ小さい。換気扇や水道使ったら何も聞こえない(Bluetoothのスピーカーを台所に置けばいいのか)。

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・イタリアの立派なお庭というか公園みたいな場所で泥が凍ったような細かくて狭いアップダウンに選手たちがすべったり、フェンスに藁をもつかむ感じで掴まったりで苦労してた。上位の選手もよちよち、という光景は宇都宮の全日本選手権のあのキャンバーを思い出しますね。個人的にはよちよち歩きより

かっこいい姿を見たいです。(苦笑)

・凍った上に泥が乗っていてどうしようもなくスリップしてしまう状況だったようで。

・イタリアではローマでワールドカップが開催されていたのは2012年と13年のことだっだようですが、しばらくぶり。世界選がTrevisoで開催されたのは2008年(かのPeter Saganが表彰台に上った)。

・ここFiuggiはワールドカップ初開催の地でしょうか?アペニン山脈のふもと、過去に教皇ボニファティウス8世やミケランジェロの腎臓結石を治したというありがたいお水、Acqua di Fiuggiで有名な温泉地で会場もその会社の運営する温泉保養施設(テルメ)の敷地内だったらしく。

↓町についてのWikiとお水の会社のHP。

Fiuggi - Wikipedia 

Acqua Fiuggi

水の会社Acqua FiuggiのHP見ると自転車チームも運営しているようですね。Greenteamというニックネームらしく、チポリーニというロゴもジャージに見えます。

・コースわきのあちこちに置かれた保養地ムードを醸し出す素焼きの大鉢の鉢植えがいつもと違う趣。テルメだ。

・レース後温泉に入った選手もいたのでしょうか。ていうと日本のレース(マキノとか、城里とか)みたいで親近感。 箱根小涌園とか常磐ハワイアンセンターでレースが開催されたみたいなかんじ?

・Acqua di Fiuggiは海外のショッピングサイトのコメントをみても現在も腎臓結石を流す超軟水として効果が認められており、有名らしいですね。↓水の説明あり

www.mizuhiroba.jp

フィウッジ 500ml*20本の通販 | ケンコーコム ←買えるらしい。(thanks to Sさん)

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前置き長すぎ。

・さて今シーズン、というか昨シーズン後半辺りから目立つ走りをしていて、今シーズンヨーロッパチャンピオンを獲りNealとBaalで勝っているFIDEAの長身Toon AertsはBaalの時みたいに独走態勢に。手足が長いので担ぎランがクラースみたいに速い。肩幅広い。

・もしかすると単独で走ったほうがより速くなるタイプ?と思っていたらWout Van Aertがヒタヒタと迫る。Mathieu van der Poelは世界選手権を見据えて温かいスペインでトレーニングのためこのレースはお休みなのにWoutはこのレースも容赦なく走る。いつだってやる気の塊。

・合流してからのToonはなんだかWoutと比べるといちいち細かいところでミスしてだんだん差がついていく。これってもともとの技術や力の差なのか、心理的なものなのか?

・そしてラスト3周位、滑りやすい下りのコーナー直前にあった太めの木に左肩をまともに激突させてしまい動けない。あーー。あの腕の抱え方、もしかして鎖骨?と実況のマクロッサンおじさんも心配そうにコメント。

・このコーナー寄りに下ってくる後続選手が続々、沿道の観客が一生懸命外側を通過するようにジェスチャーで止めていた。Toonは身動きできなかったみたい。

www.hln.be

去年のLeuvenで勝ったにも関わらず、世界選セレクション漏れが決まっており悔し涙でゴールしたToon。 勝ったレースのゴールで悲しそうにめそめそしてる姿は印象的でした。

sporza.be

今年は業績アップで世界選メンバー入り確定と目されていたけれども、こんなタイミングの怪我でまた。

子供の頃読んだ童話を思い出しました。大男が天上の国までの石段をがんばって積み上げて崩れても積み上げて、もう一歩のところで夢が叶わなかった話(哀)。

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・ 搬送された現地の病院では、診察されることなく1時間待たされたところでNysたちマネジメント陣は飛行機でベルギーに戻って病院にかかることを選択。レントゲンも撮られない状態で、その前の女子レースで負傷したイタリア人選手もその時まだ診察待ちで大変そうだったらしい。飛行機を選んだのは、この手の負傷はわずかな振動ひとつが大いなる苦痛につながるので、車より飛行機がよいという判断。

・診断は鎖骨骨折および肩甲骨先端の複雑骨折。手術はしないでひたすら肩を使わない生活を3週間続け、その時点でリハビリに入るかどうかをチェックするらしい。

つまり、今年もToonは世界選のチャンスを逃したということ。

twitter.com

・本人のツイートではまだ夢は生きてるよ!と前向きなコメントがでているので、次回に期待しましょう。

 

 さらに、このレースで膝を痛めたとかで勝者Van Aertが次のワールドカップHoogerheideを欠場するという話も。なんだか素敵な温泉地でのレースだったのに、いまのところイタリアまでいって味噌がついた人が多かったようです。。

www.sport.be

まあWoutについてはそんな深刻な心配はしてないよ、というベルギー代表監督のルディーDe Bieのおっちゃん。

暖かいリゾート地でスキップしたMathieu van der Poelが勝ち組となるのかどうか。

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(余談が過ぎるけど)

https://images.voetbalkrant.com/sport/cycling/3260.png

 今年のFIDEAのニットキャップがかわいくて大好きなんですが、一番似合ってるのがこの人だと思います。通販に出てない。欲しい。

 

Thibau Nys (14歳) 自分のナショナルチャンピオンジャージ獲得

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

この年末年始は身内に受験や病気療養や亡くなったりがなかった久しぶりの平穏なものでしたが、その分普段さぼりにさぼってきた家事や義理の実家のおせちや宴会の手伝い、親戚宅訪問等でほとんどネットできず(当社比)、Baalをストリーミング観戦したぐらいでした。去年の写真ベスト10とか休み中にやりたかったのになー。

各国のCX国内選手権が始まっていますね。昨日は若い人クラス。で、このニュース。

www.sport.be

Sven Nysの息子Thibau君がベルギーの中学生クラス?(英訳だとfirst year novices) で優勝、14歳にしてナショナルチャンピオンジャージをゲットしたようです。Thibau君といえば父子鷹ネタの好きなわたくしは以前から時折追っていたのですが、この2010年のエントリのときはこんなにちっちゃかったんですよね。。↓

 

2010-01-04 tannenbaum居眠り居眠り日記 Nysの息子 ←2010年の当ブログ記事のコメント欄みると当時から本格的にビッグレースのコースを「試走」していたことが書いてありますが、レースのストリーミングの前後にベルギーチャンピオンジャージを着たちっちゃなThibau君が試走しているのは風物詩のようでしたね。今度はパパのレプリカではなく、自分で獲得したものを着るわけで。

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(photo: ISPA)

息子の今のチームジャージは黒地に黄色い腕章のようなラインが入ってFIDEAの現行ジャージそっくりに見えるけど、胸のロゴはAAdrinkでKalas Cycling Team 99という、エリートのwithout contract選手と若手選手のチームのようです。

Kalas Cycling Team 99 - Sportwereld - Sportwereld

http://sporza.be/polopoly_fs/1.2861303!image/3459827391.jpg_gen/derivatives/landscape670/3459827391.jpg

(Photo: Belga)

 

Nieuwsblad.beが今回の国内選手権でのNys父子の様子を追った短いビデオを掲載しています。お父さんゴール後泣いてるやん。。でっかいテントが用意されているんだなあ。。

www.nieuwsblad.be

Thibau Nys Belgisch kampioen veldrijden

レースはレース前評判ではNys Jr.ともう一人が優勝候補だったところ、4人の争いからもう一人の優勝候補Coremansとの一騎打ちになったようで、結局は相手がトラブルで遅れて勝利したようですが、本人は必ずしも自分が勝つとは思っていなかったようです。

父親がラインどりや空気圧、砂の乗り方やどこで乗降するかにまでわたって一緒に考えてくれた、この勝利は父に負うところが大きい、

という本人のコメント。

父Nys。

自分自身はこのクラス(なんていうんだ)での国内タイトルはとったことはなく、またこの日のThibauが4位であってもかれを誇りに思ったであろう。
今の自分の心境を説明するのは難しいことだけれど、一番うれしいのは息子が自転車競技に喜びを見出していることである。

自分の現役時代、チャンピオンシップのレースに際してはプレッシャーが強く、息づまるような思いを経験した。自分は引退しもうそれを感じることはないが、その翌年には入れ替わりに息子がそれを経験するようになった。
息子は上手くそういうプレッシャーに対応できるようになりそうである。かれは走っているレースに集中できており素晴らしいレースをした。そのことを誇りに思う。

父親の話ではThibauは今やっているレースに集中し雑音を気にしないでいられるタイプらしいけれども、そのときそのときのことに集中して喜びを見出しているというのは、有能な人によく見られることのようですよね。←ビジネス書に出てきそう。(笑)

14の時にタイトルを取ることは将来の大選手になるためには必須のことではないかもしれないけれど今後の本人がどんな成長をしてゆくのか、もう何年もウォッチしてきましたが、まだまだ楽しめそうです。

(余談)
Nysと離別したイザベルさんも駆けつけて別個に応援していたようだ。Thibauのガールフレンドの女の子(歯列矯正中)と一緒にいたみたい。14でしっかり彼女同伴でレース。日本で行ったら小島くんがカノジョ同伴でレースにくるようなものか。。子供が14歳で国内優勝し、パパとママは別々に喜んでいる、しかし、本人ももう完全な子供ではない。

 



英国からのセンセーション(Zonhoven, Europe選手権、Namurのジュニアで勝っている英国人17歳)

国内レースの写真整理firtree_momiko’s albums | Flickrと日々の生活で毎日アップアップです(このところお風呂で居眠りすることが多くほんとにアップアップしかねない)。
兎に角全日本も終わり、ことしは野辺山も全日本も見られてほかの遠征にも行けてしばらくぶりに充実の現地観戦生活です。年内はもう観戦はありませんが、年末年始のヨーロッパのレースラッシュをこたつで(うちにはないけど)楽しくチェックしながら、色々整理しなくてはですね。

先日のWorld Cup Namurでのvan der Poelに食い下がるVan Aertの不屈の闘志はすごかったですね~負けたもののWout君はとにかく劣勢になってもあきらめない。気持ちが強い。あと二人とも終盤のコーナリングのスピードとかわけわからないぐらいの速さで目を奪われました。あーあんな勝負を生で見てみたい。

そんなナミュール、えてしてジュニアカテゴリのレースでは宗主国(?)ベルギーオランダ「以外」の選手が強いことがままある(とくに、フランスとか)のですが、なんと、英国人が圧勝し話題になっているとか。(情報提供 by:Sさん)

www.cxmagazine.com

http://www.cxmagazine.com/wp-content/uploads/2016/12/namur-world-cup-junior-men-2016-img_9679-cxmagazine-bh_1.jpg

(CX Magazine.com)

Namurのレースは彼の独走勝利だったようで余裕でウイリーでゴール。後ろで2,3位のフランス人がイタリア人(フォンタナ、っていう名前だけど二世なんだろうか)をゴールで抑えたとか。ベルギーオランダのジュニアはどうしたんだ。

World Champion - Roger Hammond
(Photo: Brian Townsley) 
英国のシクロクロスといえば、なんといってもRoger Hammondが1992年ジュニアの世界選タイトルを獲ったことが歴史的な出来事ですが、その後MTBライダー系の選手がコンスタントにベルギーのレースに出てるけれども特にビッグな存在はCX界ではみられていませんよね?女子ではヘレン・ワイマンとかいるけど。 

Thomas Pidcock

Tom Pidcockは英国の優秀な若い選手で例の英国車連の育成アカデミーにおいてトラック、ロードを修行中のようですが、シクロクロスも好んで走る人のようです。ロードレースではことしパリルーベジュニアで5位、フィリップ・ジルベールの名を冠したレースで勝利。クラシックレース系が得意なんだろうか。たしかVan Aertもパリルーベジュニアで入賞していたような。

自転車一家に生まれ3歳から自転車に乗り、ロンドンの Herne Hill Velodromeのまわりの小道でライディングを学んだと書いてありますね。

http://www.tompidcock.co.uk/about.php 17

 

www.cyclingweekly.co.uk

さらに検索にヒットしたニュースをみて驚いた。今年はその前のZonhovenのワールドカップだけでなく、ヨーロッパ選手権U19でも勝ってる。 

www.cyclingweekly.co.uk

現在ロードか、シクロクロスか、本人はまだ進路を決められない、考え中と答えているとか。英国CWの記事ではオランダ人のVan der Haarはロードとシクロクロスをハイレベルで走っているが、どちらもトップクラスで走るむずかしさやコンディション作りの困難さに言及している。
しかしシクロクロスという進路のチョイスが英国人にあるのか。その場合どうやって活動するんだろう。

 

 

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北京のシクロクロスで逢った英国人メカニックの彼は英国でもシクロクロスはマイナーで、お金も人気もロードとトラックに行っちゃう、つらいもんだよ。でも好きな人たちは熱狂的だよ、国内シリーズ戦もあるし、シーズンになるとドーバー海峡わたって本場ベルギーのレースに遠征できるところは英国のメリットだよね。というような話をしていた。


宗主国以外からのビッグネーム出現なるか。ロードの道を歩むのか。わからないけど、ロジャーに次ぐ英国人大物シクロクロッサーの登場になるかどうか、ウォッチしたいですね。

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全日本選手権ジュニアで圧勝した日野泰静選手。

高地レース、戦う相手は(シクロクロスミーティング白樺湖)

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ロードレース世界選が中東の地で観客数控えめに開催されていた時、ベルギーのZonhovenでは観客びっしりのシクロクロスが開催されていたらしい。
http://cdn.velonews.competitor.com/wp-content/uploads/2014/11/20144727-246453.jpg
(Velonewsより)
くしくも宇都宮でジャパンカップが開催され、古賀志山が麓から人々で華やかに埋め尽くされているとき、信州ではあえて(?)ストイックなシクロクロスレースが開催された。

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(Zonhovenのような観客動員には至りませんでした。)

さて、白樺湖とは、どんなレースなのか、イメージは以前名物コースだった霧ヶ峰同様「高いところでの」レースだという。世界でもこんなに標高の高い(1600m超え、会場となる白樺湖ロイヤルヒルスキー場の最高地点は1750 メートルらしい)そして、酸素の薄い場所でのレースは上り坂にもまして選手たちを苦しめるとか。

これまでの霧ヶ峰および白樺湖の上位リザルト。

2010-11霧ヶ峰(世界選セレクションシリーズ)
1.丸山厚 2.小坂光 3.斉藤亮

2011-12 霧ヶ峰
1.小坂光 2.小坂正則 3.丸山厚
(このときのC2は 1.中村龍太郎)

2012-13霧ヶ峰
1.小坂正則 2.丸山厚 3.小坂光

(2013-14はなし)

2014-15 白樺湖
1.小坂正則 3.丸山厚 3.松本駿

ざっくり言って信州「スワコ一門」の独壇場。丸山選手も元スワコだし。彼らは高地慣れしているんだろうか。生半可に出場すると辛いのは知られていたらしい。しかし今季はJCX効果で突然C1選手たちが得意不得意を超えて80人近くやってきた。
わたしは霧ヶ峰のレースは一度だけ観戦にいったことがあるけれど、静かな山道に選手たちの息遣いだけが聞こえ、その先にぱあっと広がる荒涼たる景色にロマンを感じました。
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(2012年霧ヶ峰
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(わんこを懐にピットでサポート)

ところでこの日私はあろうことかこの日のレース本命の小坂正則選手が乗車予定である車に拾ってもらうという暴挙に出た。大名行列の大名の駕籠にヒッチハイクするようなもの。万が一にも自分の遅刻によって勝利を目指す帝王を待たせることは万死に値すると思われた。が前夜畑で獲れた栗の甘露煮入りバターケーキを作りはじめて睡眠時間を削ったものの、なんとか滑り込みで約束時間に間に合う。

(自家製栗の甘露煮、よつ葉発酵バターと有機マスコバド糖入り)
帝王宅では素人目にも多くのホイールが積み込まれ、この試合にかける小坂正則選手の意気込みが感じられた。といっても道中別に吠えたり咬んだりするわけではなく、淡々と趣味のオートバイの話などしていたが、その日のライバル予想を聞いてみると、もちろん上記の過去リザルト常連、今季も調子がよさそうな丸山選手の名前が。そして、MTBにロードに連戦が続く前田公平選手は調子どうだろうとか、安定して強い宮津選手、小貝川で表彰台に乗り今季注目の中里選手、パワフルな門田選手、このコースが得意らしい松本駿選手、などの名前が出た。小坂光選手は前日宇都宮で任務があり、不出場。
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会場は、霧ヶ峰のような視界が閉ざされるようなところはなくオープンな感じでゲレンデエリアと途中に平坦な森を抜ける区間がある。。階段あり。ゲレンデは大きく二方向に分かれた登りがあり、そのうちリフトのあるほうの登りはかなり急峻な短い坂があるらしく、その分まっすぐ下ってくるところはかなりの高速がでそう。
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高低差と距離があり、酸素も薄いので観戦者もおいそれと脚を使いすぎるとこのコースの犠牲となりかねない(と、知り合いの選手に忠告された)。どこか高いところに居座れば展開はよく見えるだろう。という話もでたが、やはり近寄って撮りたい私は結局あまり遠くまでいかない内側よりのエリアをぐるぐる歩き回っていた。
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(このころはむこうの山まで見晴らしがきいていたが、その後霧が立ち込めてきて視界はさえぎられ、とても寒い風が吹いてくることとなる。)

このレースはスワコレーシングの担当であり、帝王みずからコースづくりに関与し容赦ないハードなものとなっているらしい。恐ろしい。
平地民たちは空気の薄さを恐れ、酸素ボンベを調達した人もいたようです。
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試走してきた人にコースの感想を聞くと、いやーきついわーというのはいつものことなんだけど、この日のいやーきついわーはひときわだったようだ。
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80人も出走者がいるのはC1だけでほかのカテゴリーの人数はコンパクト。
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登りでかつ、高さがあるシケイン。するっと高速で飛び越えるなんて無理にみえる。
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ゴールも登りが続いたところにある。大変だ。
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C4は若い選手が2分半差をつけて独走勝利。ピンぼけご容赦。
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(牧羊犬系のわんこはボーダーコリー?)
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つるされた前後輪ない自転車。
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M40の表彰、1.井上選手 2.清水選手 3.鈴木選手 シャンパン(じゃなくても仮にそう呼ぶ)はシャッタースピード2500、F4、ISO250でとってみました。このときは明るかった。
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C3スタート。上ってくる塊の集団というのは迫力がある。
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小貝川でC2を走った窪木一茂選手は、C3からあらためてカテゴリーを上がってゆくことになったらしい。C3は先頭のペースが上がって大変だったろう面もあるが、窪木選手と同じレースを走る貴重な経験。走っていて、励ましの声をかけてもらった、という話を複数聞いた。
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最近、レースの沿道で木の板が回る不思議な音が聞こえるのはこの人です。チェコ世界選のときに買った応援グッズだそう。ドイツのレースなんかでもよく観客が手に持って回していて会場じゅうがキリキリ音がなっていたりする。。
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これはたぶん、前田選手や織田選手が声をかけたのでニヤッとしているところだけど、次元の違いがはっきりしていた。
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担ぎ方が独特。
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L2も先頭は一人飛び出す、しっかりした体格の若い子だ。C4で独走した子と同じジャージなのでジュニアが沢山いるチームなのかと思ったら

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C4で独走勝利したのは松本一成くん、L2で独走勝利したのは松本瑠奈さんで、二人は”マシュン”松本駿選手のお子さんたちなんだそう。さすが。
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お姉さま方に挟まれて表彰。
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血統書付きだ~とギャラリーで盛り上がっていたところにお忍び芸能人のようないでたちの父上と遭遇(トイレの裏で)。子供たちはスピードスケートをやっているけれどもシクロクロスを気に入ったようだとのこと。これから頻繁に彼らを見ることができるでしょうか。

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さて、カテ2。スタート前に小林さん、昇格宣言。つまり勝利宣言。きっぱり爽やかである。
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同時出走のジュニア小島大輝選手が抜け出し、独走する。C2の大人たちを圧倒。
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女子は今井、武田、宮内選手の3人が先頭で、これまで連戦連勝な感じの唐見選手はここにいない。前日輪島ロードからの移動連戦だと聞いた。

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しかし、上げてくる唐見選手。レース前半の遅れがうそのよう。
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ところで、朝よりも日差しが陰り、雲がおりてきて、非常につめたい風が吹いてきた。かなり寒い。信州クロス名物の炊き出しがとてもありがたい。トン汁準備中。聞くと、この日はJCXのため出場選手が多いことを見越していつもよりたくさん仕込みをしてきて大変だったらしい。年季の入った大きな鍋。
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華やかというよりこじんまりとした、でも、暖かいレースのメインストリート?たくさんの人がこのあたりにより集い、交流していた。スタートゴールが目の前ということもあって、観戦をここのあたりでしている人も多かった。
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あまりの寒さに、防寒グローブの販売に人だかりが。私もこのグローブを買うことができなかったら、撮影できなかったかも。それぐらいに体感は寒かった。
事前の天気予報の気温では9-14度くらいで、数字だけ見るとそんなでもないように思ったのだけれど、ここは吹き抜ける風が冷たい場所なのだそう。旧シクロクロスミーティング時代からこのあたりを知る古参選手たちは、寒いということを事前に言っていたし、当日現地で寒くなり始めたときも「持ってきただけの服をきるといい」というアドバイス。私はレインパンツを雨でもないのにジーンズの上に履いたとたん、一気に寒さがしのげるというのを体感した。風が寒いときは風を防ぐのが一番。膝ついて写真撮っても会場に点在するシカのフンの汚れが直接洋服についてしまう心配することはないし。
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さてL1は唐見選手が当初の不調?はなんだったのか、ぐんぐん出てきて結局先頭に、武田選手が追う形でラスト2ラップ目くらいか、GIANTの門田、斎藤選手が懸命に声を送る。
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正念場、武田選手。しかしこのあと差がついてしまう。
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小林選手、有言実行。昇格ゲット。
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独走で30分で終えた小島選手が表彰式に並び、コメント。かれはこの後上山田ではC1と同時出走することになった。
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生の鉢植えのお花が贈られた。女子表彰式がカッコいい&可愛い。
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ゴール後のこのあたりは薄い酸素と徹底抗戦した人たちが座り込む。
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C1スタート前。この出走者の多さ。
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半端ないかんじが漂う。。が、腕組みは寒さか。
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直前まで気になるところを調整したい小坂正則選手。
ところでこのとき撮ったスタート前の風景写真には複数の生あくびをする選手が写っていた。緊張ゆえか、すでに酸素不足か。
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つねに準備周到なこの方。
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Zonhovenにはまだ足りませんがそれでも沿道には人が増えてきました。
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前田公平飛び出す。後ろは人が多くて見えないぐらい。そしてこのあと後方で落車が起こった。
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丸山、前田の争い、小坂正則追う。
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この場所、いい感じに背景遠く選手カタログのように撮れる。。
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東海の方ですね。岩田選手
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レース前におもろい夫婦ぶりをみせてくれたザイコーさん、香西選手。
背景が遠くてぼける場所なのでここに貼った以外にもたくさんのC1選手のブロマイドみたいなのが撮れています→20161023_Cyclocross Meeting #2 Shirakaba-ko (JCX) | Flickr
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前3名が一つになる。
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丸山選手は担いでいるが、前田公平選手は手に持ってさげたまま階段を上がっているのだろうか、それとも乗る前に下すところ?。
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といいますのも、下げたままの人と担ぐ人がかなり混在していて。
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第3パックの階段はこんなかんじ。
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あれ、一人で戻ってきた小坂正則選手、アタックかけたのか。
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25秒差(※写真のexif情報調べ)くらいでやってきた丸山選手、前田公平選手が見えない。

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少し後ろでは重田選手と、織田聖選手。
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どうした、前田公平
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そして2番手グループに宮津選手が上がってきて、丸山選手の前に出る。

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(兼子選手。背景がきれい。)
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(独走ロケット、点火)
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流し撮りタイム(1レースに一度は私にやってくる、ひたすら流し撮りを繰り返す時間帯)が来たが、下り速くて大変でもこのクオーレジャージはピントが合いやすい。
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(藤田拓海選手、北京のときより好調に見える)
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30秒程度の差で小坂正則選手が優勝。GP Sven NysでNysが勝つようなものでしょうか。

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表彰。常連に並んだのは宮津選手だが、なかなかボトルの栓が開かなかったもよう。
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インタビューに「もっと差をつけて勝とうと思っていたけれど、椅子が壊れてしまった。ピット直前だったので助かったが、それでロスし、結局30秒程度しか差がつかなかった」という話。椅子?表彰式の後ろにある番号を貼った椅子?何だ?と思ったらサドルだそう。2周回目でシートピラーを破損し、サドルがとれてしまったらしい。
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しかし厳しかったようです。
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(ゴール時ふらつく中村龍太郎選手)
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酸欠でしょうか、死屍累々な光景が。そういえば朝いちばんに地元選手が「ここらあたりにゴール後酸欠の選手たちが倒れこむんだ」と言っていた。その通りになった。
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追い込めるのは強さの証、な上位陣。本当にお疲れ様でした。
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こんなに高地なのは世界でほかにあるんだろうか、というのを思うけれど、寒かったし、なんだか最後は脚がうごかなくなったけれど、なかなか面白かったです。

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小坂正則選手が独走のときに何を考えているのか、一人旅になって何をモチベーションにしているのかという疑問が前回の七会中のレースのとき浮かんだのだけれど、サポートをしている橋本さんのブログ
Tankograd Central(自転車研究所):シクロクロスミーティング白樺湖
を読むと、後方とのタイム差をピットで確認して、後方の選手と「競り合って」いたようですね。今回も恐れ入りました。

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なんとも言えない、空と土地の接する果て、な感じは空気の薄さから受ける印象もあるのか、その辺は霧ヶ峰と通じるようだったかな。また来たい。