"Big Maggy"バックステッド、一線を退きスウェーデンの育成チーム運営
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- http://www.magnusbackstedt.com/MB/newsjournal.cfm?CNum=34←本人HPのリリース文
見た目はごつく巨大で怖いけど、実はとても親切なやさしい人らしいバクステッドですが、Team Garminでプロツアーチームのトップレベルのレースで走ることからは退くことを宣言したようですね。。今後も自分のスウェーデン初の*1コンチネンタルチームのためにはときどき走るそうです(指導者兼マネジメント兼出資者となる)。あと、ガーミンにもアドバイザーとして籍を残すのだとか。
- 彼のチームは"Cyclesport.se-Magnus Maximus Coffee.com"で、いままで彼のマネジャーとして支えていたマーティン・マクロッサン*2が共同出資者兼チームマネジャーをするようです。
http://www.magnusbackstedt.com/MB/MartinsMusings.cfm?CNum=15
- バクステッドの公式HP内にマーティン・マクロッサンの日記があり、そこにそのCyclesport.se-Magnus Maximus Coffee.comのコンチネンタルチーム登録が遅延と苦労の末ようやく(5ヶ月かかって)完了した、と今年の1月25日にエントリされていました。
- なぜ今の時期引退?と不思議だったのですが、この3年半怪我続き、そのたびに闘志をふるって復活したものの、この年末以来体調不良で、もはやトップレベルで走る気持ちがなくなったということらしいです。
- 体調のこともあるのでしょうが上記1月末のチーム登録完了が、バックステッドの引退決意の引き金になったような気もします。
- スウェーデン人7人と英国人1人の有望な若者からなるチームですが、2010年には米国人選手が1人加入予定だとか。
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同チームではいわゆる「自転車伝統国」以外の国からの才能発掘を目指すそうですので、われこそはと思う若いプロ志望者はmartin@sprocketpromotions.comにメールすれば、あなたをウォッチしますよ、とマーティンさんは書いています。
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ああでもしかし、大きくてやさしくて強い、怪我をしてもそのつど前向きな姿勢で立ち向かい復活する彼がTVでみるようなレースで見られなくなるのが本当にさびしいです。
- しかし彼がCycling.TVでゲスト解説しているのをみたり、インタビュー記事を読んだりすると、選手たちに対してすごく広く暖かい心を持ってるのがわかるので、そういう方面でも活躍してほしいなー。
↓彼が優勝した年2004年のパリ〜ルーべのダイジェスト。ムセウを主に追ったもののようですが、音楽がなかなかドラマチック。
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2006-04-25 - tannenbaum居眠り日記zzz
以前個人的にかなりウケたPezの「マギーに質問」体の大きい人たちからバックステッドへの質問コーナー。ナイスな回答に和む。
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http://www.magnusbackstedt.com/MB/store.cfm
収益がチーム運営に使われるというMagnus Maximus Coffeeの通販頁。Viking Blend(豆)とSmooth Viking Blend(挽いたもの)の二種類。
*1:以前もUnibetはスウェーデン登録のチームだったが、いわば多国籍選手のためのチームだった
*2:去年のツアー・オブ・カタール、Cycling.TVで彼が実況している目の前でバクステッドは落車、鎖骨骨折という悪夢を味わいつつもコメントを続けた