tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

フードのふわふわ問題

洋服をこの冬あまり買ってない。アレルギー性の咳喘息*1というものと付き合ってしばらくになるけれど血液診断ででたホコリと花粉に反応するだけだと思っていたら冬物衣料コーナーを歩いていてものどの奥に毛玉がひっかかるような感じがしていずれ咳になるのでマスクなしでは長時間洋服見て歩けない。

  • これになってから毛足がふわふわ浮遊するアンゴラとかアルパカのセーターは着れなくなった。こまるのがそういうものを着た人がそばにくるとき。立ち読みしていた書店で突然ものすごい勢いで咳が出だしたので不思議に思うと、うしろでカップルが楽しそうにはしゃいでぴょんぴょんしている女の子のほうの上着のフードの縁についた人造の毛皮みたいな化繊の繊維が舞って私の喉を刺激していたようだ。そのカップルに恨みはないがおもわず恨みがましい思いでその書棚から離れた。
  • 以来、あの人造の毛足の長いボア付きフードのジャケットの人が近くに来たらマスクするか逃げるようにしている。本当に近くに来ただけてで10秒後にはのどが恐ろしい勢いで拒否反応するんですよ。着ている人たちはそんなこと想像もつかないんでしょうが。
  • 満員電車で身動きできないときに鼻先に合成ボアのふわふわが目の前に迫ってきたときの恐怖はなかなかわかってもらえないだろう。衣類メーカー何とかしろ、意味もなくふわふわつけんな、と投書しかねないほどこまっていた。
  • その後経験を重ねて、人造のボアでも、しっかりした高級な作りの毛足が浮遊しないものは大丈夫というのもわかってきた。安くごわごわしてて常時毛がぬけつづけているようなボアがだめみたいなので若ものとボア付きという組み合わせには注意するようにし、マスクは持ち歩いている。
  • 昨日も駅伝のときスタジアムで打ち合わせをしていたらまた喉に毛玉感が生じ、話しながらむせて困った。相手のお母さんがまたふわふわの浮遊しやすいタイプのついたジャケットを着ていたことに気づいた。
  • しかし今シーズン絶対買おうと思ってた服があって、仕事で現場に行くとき用に、ほこりっぽかったりするところでも寒くても汚れも気にならない気軽な素材の軽くて暖かい薄手のダウンのコート。バーゲンで見つけたのは、やっぱりこれもお決まりのようにフードにふわふわの縁取りがついていた。ファスナーでフードごとでも縁取りのふわふわだけでも取り外せるようになってたので買ったけれど、試しにふわふわつきで2ー3日外出しても全く咳こまない。全体の生地とかは安ものだがふわふわはフォックスだからみたいだ。さわるとやわらかくて気持ちが和むし咳もでないから取り外して着るはずだったフードのふわふわはまだつけたままだ。
  • 電車でフォックスアレルギーの人が後ろで苦しんでいたらどうしようという気もしないではないんだけど。

*1:ほこりっぽい繊維製品を扱う現場に何度も出かける仕事がつづいたのが引き金になったと思われる