馬の耳に宿る門前の小僧

もう何年も連日連日、自転車レース中継を風景のようにスルーしている夫（私の2倍くらい睡眠時間が必要なので、最初はなんとか観ていても、大体レースが終わる前に寝てしまう）。今まではたまたま表彰式をみるたびに「両方からチューしてもらえるんだ、汚れて汗臭そうなのになー（羨）」を繰り返していた。

• 今回のジロの中継で耳に残った言葉はチーム名だったらしい。「…"ラボバンク"って、銀行？」と聞いてきた。
• 別の日。夕刊を読んでいた夫が突然、「あ、今"ラボバンク"って言った♪」「"サクソバンク"っていうのもあるよ？デンマークの」「いや、ラボバンクのほうが響きがいいじゃん」「ラボバンクのチームジャージはほらあのオレンジと青の」←このときにはもう新聞に戻ってる

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• 昨日。ジロのＴＶをつけると前触れなく「あ。ラボバンク…」と一言つぶやいた。どんだけラボバンクが好きなんだろう（響きだけ）・・・「ジロのリーダージャージはラボバンクの人なんだけど」、などと言うだけ無駄だ。

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先日は、「見ていて気づいた！集団のまんなかの選手はすごいスピードで走ってるのに、ペダルほとんどこいでない！」「だから今まで私からも散々そういう説明を・・・」「目でみてわかったの初めてだー。この原理をつかって鳥は海を渡るにちがいない。うんうん。別に何かに生かせないのかなー人類のために」←といいながら風呂へ

• すこしは理解してきているといえるんだろうか。。

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息子は「ボナセ〜ラ　トゥッティ〜」とまねしている（苦笑）